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2014/09/18

何事もなくて当たり前のための計画を立てる

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さ、で、今日はこれでおしまい。集中講義三日目おしまい。ここまで来ると131人で合宿をしている感じだ。学生たちは本日大きな課題をやっている。

「実踏計画作成」というものだ。
遠足の実踏の為の計画書を書く。

1) 学年で方針の内諾を得る
2) 実踏に行くために、実踏計画書を書く
3) 実踏
4) 実踏報告書を書く
5) 実施計画書を書く
6) 実施計画書を、学年会、職員会議、校長で承認を得る
7) 旅行代理店と打ち合わせ
8) 教育委員会に連絡

9) 生徒の実行委員会を組織する
10) 生活の決まり(持ち物、服装、ルール、お小遣いなど)を決める
11) 栞を作る
12) 班ごとに活動の計画を立てる
13) 学年集会などを通して指導を徹底する
14) 特別な指導を要する生徒への配慮を打ち合わせする
15) 当日
16) 実行委員会の反省会
17) 生徒の振り返りの作文など

18) 学年会で振り返り、反省、次回への要望のまとめ
19) 教育委員会に報告
20) 年度末に、学校教職員全体からの反省を受け、次年度に引き継ぐ

の2)の部分を書かせている。
生徒はこの一連の流れの9)から17)までを特別活動の遠足で体験する。教師はこの前後で子供達が安全に楽しく遠足で学習できるように段取りをする。だが、学生たちは当然ながらこの前後のことは知らない。だから、その一部を架空の学校の架空の学年を設定してやらせるというのがこの課題である。

これをやると
「先生、もう二度と「遠足に二回行けて良いなあ」とは言いません」
「先生、お小遣いいくらでもいいです」
「中学校の時の先生、ごめんなさい」
「先生、修学旅行なんて、無理です」
「雨のことは考えないでいい、荒れている生徒がいないという条件でこれですか!」
と言う(^^)。

何事もなくて当たり前のための計画を立てる。
なかなか大変なのよ。



写真は今朝の日の出。
凄かった。

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