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2014/12/07

家から持って来た本は一冊

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齋藤 健治さんに薦められた通り、家から持って来た本は一冊にした。古典。本棚をざっと見て目に飛び込んで来たのが、これ。

『論語(中)』(吉川幸次郎 朝日新聞)

(上)は読み返すこともあるが、(中)って前に読んだのはいつだったかなあと思うぐらい。ま、こういう時でもなければ読まないよなあと思って、齋藤さんの言葉に従った。

入院するってのは、自分の体を元に戻す為の営みで、前に進もうとする営みではない。だから、新しい情報を手に入れることより、今まであった情報で自分を再生する方がいいのではないか、というのが齋藤さんからアドヴァウスを貰った時の直感。この直感に従った。このアドヴァイスが非常に良かった。

吉川幸次郎先生の解説とともに、いままでだったら大して届かなかったであろう論語の言葉が体に響く。
(ああ、オレも論語が少し分かる年になったかなあ)
なんて幻想を抱くこともできる。

気は若いが、体は確実に置いていく。あ、だから老いて行くのか。そんな私。そんな中で五十六歳で魯の国を出国し、十三年間も放浪の旅を続けた孔子のことを思い出すだけでも、この一冊を手にした甲斐があった。

噛み締めながらだから(いや、文字が小さくて見えにくいし、意味を追いかけながらというのもあるが)、読み進めるページは非常に少ないが、こういう読書もいいなあと思う。齋藤さん、良いアドヴァイスをありがとうございます。

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