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2014/02/19

あなたが赴任する土地の歴史を勉強することだ

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教員採用試験に合格して、来年度から働き始める人は、
(どこが赴任地かなあ。まだ決まらないかなあ)
とそわそわし始める頃ではないだろうか。どこに決まるのかは、結構人生を決めるように感じるからそわそわ、どきどきだろう。

新任がどこに決まるかは、退職する先生、移動する先生、新年度の子どもの数が確定しないとなかなか決まりにくい。だから、新卒の場合、都道府県、市町村名ぐらいはなんとなく決まっても、学校が決まるのは3月というのが結構ある。私は3月も25日を過ぎてから決まったなあ。

赴任地の希望はできる。でも、希望ってのは、希な望みなんだよね。どこに行くか分からない。大学受験までの希望とは希望の意味が違う。大学受験までは、親、先生、塾の先生までもが、あなたの「望み」をかなえる為の大応援団になる。しかし、仕事の場合そんなことはない。


仕事は、依頼されて、それを完遂して、成果を出して、次の仕事をまた引き受けてという流れに乗る。んー、乗れることが望ましい。依頼から始まる。それが出来ないと次は無い。教師の場合、公務員が多いので次もあるんだけど、実際はないような気がする。そこに行けと言われて、降ってくる仕事にどう応えて行く。これが仕事。希望とはほとんど関係ない。

どこに着任するかは、あなたの人生においては極めて重要だろう。が、子供達から見たら、保護者から見たらどう見えるだろうか。当たりとか外れとか言われるかもしれない。ま、そうだろう。じゃあ、いまどうしたらいいのか。はずれとか言われない為には。いろいろな教育書を読むことも大事。でもね、もう一つ大事なことがある。

それは、あなたが赴任する土地の歴史を勉強することだ。都道府県、市町村。この二つのカテゴリーで勉強しておくこと。子供達が、親たちが知らない、その土地の素晴らしい部分を理解しておくこと。ほら、東京人が東京タワーを良く理解していないように、その土地の有名な場所を知らない人は多い。

更に言えば、ちょっと調べれば分かる事実のレベルを知らないまま、ん十年生きている親たちもいる。万葉集第一巻の最初の歌は雄略天皇の「国褒め」の歌だ。この土地はとても良い所だぞと褒めている。先生と天皇ではまあ、違うけど、でもね、外からやって来た先生が「ここはいいところだね」と言う。

それは大事なことだと思う。先生が「ここは酷い所だねえ」というのと「いやあ、ここはいいところ」というのでは、全く違う展開になる。だから、新しい赴任地が決まった先生は、その土地の良い所を沢山、沢山手に入れておくべきだと思う。地元の図書館で地誌を手に入れればわかることだ。赴任が決まった市町村役場に行けば資料はあるはずだ。

卒業旅行でここではないどこかへ行って、見聞を広げることもとても大事。それと同じ位にあなたが赴任するここを理解することも大事。「これって、◯◯にある、あれですよね。素晴らしいですよね」と保護者の前で言えたら、保護者はあなたのことを簡単には捨てないでしょう。その学校の一員として受け入れてくれるでしょう。

自分の住む土地を褒めてくれる人を、悪く思う人はいませんって。



2014/02/18

【速報】明日の教室 2014年度4月の講師と日程が決まりました。

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【速報】明日の教室 2014年度4月の講師と日程が決まりました。



4/26(土)。

堀田龍也先生です。



予定を開けて下さい!

2014/02/17

『反省させると犯罪者になります』(岡本茂樹 新潮新書)補遺

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『反省させると犯罪者になります』(岡本茂樹 新潮新書)補遺。

教師になった年だったと思う。24、5歳の頃だ。
生徒が問題を起こした。その問題に関して職員会議で議論がなされた。
私は
『子供達にルールの幅を持たせてあげられないでしょうか? 白黒つけるのではなく、黒から白に移動して行く子供達を見守って指導して行きたいのです』
のようなことを言った。

すると、ベテランの事務職員が
「え、ルールに幅があるのですか?!」
と素直に驚かれていた。

私は
『はい』
と答えたのだが、それは職員会議で却下された。

その時はここを上手く言語化できなかったのだが、つまりこういうことである。ルールは正論なのだ。正論だから
「守れ!」
でいいのである。何も問題は無い。

しかし、ルールを破る、またはルールを守れない子供達には、それぞれの事情がある。例えば、髪の毛が金髪の子ども。自分の興味でやっていることもあれば、先輩に脅されてやっている場合もある。色々な事情がある。あるが、ルールではダメ。だから、教師はダメと言う。勿論私もダメと言って来た。

が、そこにいろいろな事情、そう、教師から見たらくっだらない事情であっても事情があると言うことを受け止めてからの指導であるかどうかってのは、かなり大きな部分を占めると思う。私は分かっていても、だから何?と突っぱねるポーズをとるタイプの教師であったが、子どもの側から見るとこの問題、この世界はどう見えるのかを考えるということはして来たつもりだ。

卒業式の前日にやっと教員の説得を聞き入れて髪の毛を黒くする子供達。まだ完全に黒くなっていないまま卒業式を迎えることもある。だけど、教育ってのは指導を受ける側が受け入れることが大事で、さらにいえば、瞬間で教育ではないわけで、いままでの指導の流れ、文脈のなかで何が行われつつあるのかと言うことが大事なわけで。

そこをバシッと抑え、またはスパッと切ってしまうのは、見栄えのいい指導にはなるが、子供達の成長を支える指導になっているかと言うと、疑問が残るわけだ。

「え、ルールに幅があるのですか?!」
今なら、もう一度言える。
『はい。あります(^^)』
と。

2014/02/16

『機械との競争』(エリック・ブリニョルプソン 日経BP社)を読む

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『機械との競争』(エリック・ブリニョルプソン 日経BP社)を読む。

「高校の遠隔授業を解禁 文科省、外部の人材活用  16年度にも 2013/12/14 13:30 日本経済新聞」

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1305K_U3A211C1MM0000/

という記事が年末に出ていたのであった。
この意味の大きさがあまり理解されていない感じがする。
簡単に言えば、「いまでしょ」の林修先生が日本中の高校の現代文の授業が出来るようになると言うことである。

教員一年目で授業が上手くない先生や、教員ん10年だけど上手くない先生より、ネット配信される超一流の先生の授業の方がいいということになり、そちらを見て授業を受けられるようになると言うことである。

教師も、大学教授も消える仕事に入っている。
http://commonpost.boo.jp/?p=26143

本書は、この辺りの問題とリンクしている。
著者のエリック・ブリニョルプソンは、MITの経済学者である。経済学の見地からアメリカの景気動向を解説し、リーマン以降のアメリカの景気を見たとき、景気は回復しているにもかかわらず、労働者の実質世帯収入の中央値は、この10年ベースで見ると下がっていると言うのだ。

仕事は増えたのに雇用が無いと言う事態になっている。これは何を意味しているのかと言うと、増えた仕事は機械が行っている、簡単に言うとコンピュータが行っていると言うのだ。

良く言われるムーアの法則を出しながら、この流れはどんどんと加速するだろうと予言し、チェス盤の後半*1に入って来たICTの指数関数的な伸びの中では、何が起きてもおかしくないという。

ラッダイト運動は、1811〜1817年に起きた。そう、あの機械打ち壊し運動である。高校時代にこの機械打ち壊し運動の挿絵の書いてある教科書を読んだとき
(バカだなあ)
と思ったが、200年を経て私たちはコンピュータ打ち壊し運動をすべきじゃないか?と思う時代に来ているかもしれない。

人類が経験して来た三つの産業革命、蒸気機関、電力、そしてICT。このうち二つはそれを敵にするのではなく、見方にすることで人類は繁栄して来た。しかし、現在ICTに人類は打ち負かされようとしているのか?

嘗ての蒸気機関、電力の発明の時には、それに伴って失われる仕事と生まれる仕事のバランスが取れていて、いや結果的に見るとその御陰で新しい産業が沢山生まれて雇用が増えたのだが、いまのICTについては、そのスピードが速過ぎて、失われる雇用に新しい雇用が追いついて行っていないという解説がされている。

しかし、本書は、楽観的である。ICTを味方にして行くことをすれば良いのだと言う。その証左としてコンピュータと人間のチェスの戦いは、コンピュータが勝つことは確定したが、現在一番強いのは、コンピュータを使った人間が戦う場合が一番強いとなっていると言うのだ。

ただ、過渡期としては高度に訓練された技術技能を持つ人間と、意外なことに単純作業としてのウエイター等の作業員の二局に仕事は分散されるだろうと言う予測を出している。その過渡期は、恐らくこれから10年だろうと思われる。

冒頭にあげた遠隔地からの教育、授業のありかたなどについても123〜126pで述べられている。本書のタイトルは『機械との競争』であるが、求められることは「機械との協同」または「機械の活用」なのだということだ。

ただ、相手はもの凄いスピードで迫ってくる。
「ビジネスが原子(物質)ではなくビット(電子情報)に依存するようになると、新たに生み出される製品それぞれが、次の起業家が利用できるパーツになる」118p
とある。

ニュートンは「私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです。」と言った。ニュートンであってもこんなに勉強をしているのだと思ったものだ。それはそれで驚いたが、もう一つここに語られていることがあると思う。それは、人間はゼロから教育によって成長していかねばならないということだ。勿論本能や反射は別だが、勉強に関してはそうなのだ。

しかし、一方で情報は無くならない。積み重ねられる。共有されて新たな価値を生み出す。さらにスピードだ。コンピュータは標準的な最適化問題の処理速度を1988〜2003年の15年間の間に4300万倍に高速化しているとのことだ。40p

さ、この現実を見た上でどうやって「機械との協同」または「機械の活用」に向けた教育をしていくか。また、教育システムを構築するかだ。私たちはICTと言う巨人の肩を手に入れている。その肩に乗って行けるのか、その巨人に踏みつぶされるのか。

機械、コンピュータにはできない人間の強み。
機械、コンピュータの方が上回っている部分。
過渡期を生きる私たちは考えなければならない。

*1 本書を読んで欲しいが、要はチェスの盤にひと升に一粒、次に二粒、その次に四粒、十六粒と置いて行くと、チェス盤の後半はとんでもないことになると言うあれである。ただ、私は、なんでチェス盤のスケールで語れるのか、また、本当に後半に入っているのかと言うことに関しては、本書を読んでも分からなかった。が、例えとしてはわかる。

『反省させると犯罪者になります』(岡本茂樹 新潮新書)

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『反省させると犯罪者になります』(岡本茂樹 新潮新書)

衝撃的なタイトルである。しかし、語られている内容は実に真っ当である。
一言で言えば、人間は反省する前に後悔する。そして、その後悔は否定的な感情に基づく。その否定的な感情を吐き出すことなく、後悔を経ること無く反省を求めると、形ばかりの反省になり、本質的な反省はならないという考え方を展開している。

著者は、元中高の英語の先生。そして、刑務所で更生プログラムに関わっている。その中でこの考え方を纏めて行った。非常に良くわかる。

私は、生徒の問題行動は、生徒の問題行動ではなく、発達課題だと捉えて、保護、支援、指導していくことが生徒指導だと考えている。本書では、同じように生徒の問題行動は、実は「必要行動」なのだと捉えて、指導して行く姿も書かれている。

教師は、つい、正論で指導してしまう。それが教師なのだと思う。が、その正論によって抑圧される否定的な感情をどう扱うかが問題である。抑圧され続けると、どこかで爆発する。外に出れば、暴力的な行為となる。内側に押し付け続ければ鬱状態となる。適切に、その否定的感情を出させ、その後に、本当の意味での反省が出てくるのを待つということが大事だと説く。

教師には、必読と言っていいと思う。

雛祭りモードに突入の娘

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バレンタインデーが終わったら、雛祭りモードに突入の娘(6)。「うれしい雛祭り」の3番と4番の歌詞が分からないといので、書いてあげた。楽しいねえ。

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私は意地で定期考査は一回も同じ問題は作らなかった。学校が変わっても。塾ではそれを集めておいて、予想問題として配っている所があり、塾の商売としてはそうなのかもしれないが、私としてはそういうのも許せなかったので。(ただし、漢字、文法は除く)

また、そもそも同じ教材であっても授業が違えば、問題は違うものになって行くと思うんだけどなあ。

だけど、テスト問題は、どんどん良い問題が作られることは無いということを聞いたことがある。だから、TOEFL/TOEICは問題を非公開にしているという。でも、こういう時代になったんだなあと思う。なかなか難しい時代だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1401E_U4A210C1CR0000/

体に悪いと思いつつ

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体に悪いと思いつつ、娘(6)に貰ったチョコレートをマッカラン12で楽しむ夜。

私は、「全世界娘の言うことなら何でも聞く会」の滋賀支部の支部長(自称)をしています。
なんて、美味いんだ。

大雪の一日

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朝起きた時は、雪は降っていなかった。
ところが、その後どんどん積もる雪。

食事を終えた娘が消えた。
ん? どうした?
と思ったら、バレンタインのチョコを持って来て渡してくれた。
いやあ、持つものは娘だ(^^)。

今日は午後から会議なので、天気予報と睨めっこ。
大学からは学バスが運行を取りやめているという連絡がはいる。
取り敢えず、近所を見て回ってゆきの状態を確認する。
幹線道路は大丈夫なことを確認。

昼ご飯を食べて大学に向かう。
大学は坂の上にあるので、心配であったが大丈夫であった。だが、学内の駐車場に停める時にちょっと難儀。が、無事に事なきを得る。
なんだかすんごい雪。いつも授業で使っている教室から写真を撮る。
別の風景に見える。

会議を終えて、帰宅へ。
山科の道を進んでいたら、曲がる角で車いすが難儀している。
車いすの後ろでおばさんが二人で押している。
うーん、義を見てせざるはなんとやら。
近くのスーパーに車を停めて、現場に走る。

電動車いすではあったが、タイヤは、ど・ノーマル。
しかも、なぜか雪のある方に行きたがるご本人。
言っても直らないので、もう車いすごと押して割と大丈夫な所まで移動。
ま、一日一膳だ。いや、一善だ。

帰宅後、娘の調子が悪いので、病院に連れて行く。
病因後、奥さんも疲れが溜まっているので、こういうときはうりゃあああと私が家事をする。

調理と風呂とを同時で行う。
今日の料理は、庖丁を三種類使って行った。ああ、気持ちよい。
小出刃、菜っ切り庖丁、刺身庖丁。
どれもバリバリに研いであるので、なんとも言えず気持ちが良い。

作り込んだときに、風呂が湧く。
それを確認して、私はマンションのフィットネスルームに向かう。
7年も住んでいて、初めてやることに。

これが結構良い。
汗をかき、軽い疲労感。
エアロバイクには、様々な規準が示される。時間、負荷、カロリー、距離、歩数などなど。自分がゴールにしたいものを自分で決めて薦めることが出来る。なんとなくの知識で始めちょろちょろ中ぱっぱでやってみる。これで良かったようだ。

HPで確認したら、私が行った時間と負荷と心拍数は適正だったとのこと。んーと、何が言いたいかと言うと、事前学習をせずに自分の体に聞きながら、(こんなもんでいいか?)とやったのが、スタンダードのものとかなり近かったこと。つまり、体感がスタンダードだったと言うこと。自分の体の声を聞く。その体と耳が割とまともだったことが嬉しい。

フィットネスルームから自宅まで1分f(^^;。
湧かしておいた風呂に飛び込み、出て来たらビール。
ああ、これはいいかもしれない。

さ、一ヶ月後、どの位の体になっているかねえ。
お・た・の・し・み(^^)。

渡り鳥も花火を見る冬の夜かな。

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学力考査をした後に抽選で合格者を決めると言う話

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先日、とある国立付属小学校が学力考査をした後に抽選で合格者を決めると言う話を某所で書いた。その後、その方法が分かった。

1)学力考査で合格者を出す
たとえば、定員が60名だった場合で、学力考査で到達した子どもが75人だとする。
まず、75人を合格者とする。

2)くじ引きをする
このくじ引きがなんとも言えないやり方だなあと思った。61枚の札を入れる。そこには、1から61の番号が書かれている。一人一枚ずつ引く。

3)合格者の決定方法
残ったカードは1枚。それが25番だとする。そうしたら、26番から60人分が合格となる。

ということだそうだ。全員にくじ引きをする機会を与え、なおかつ一瞬で決まる方法。こういうのを考える人って色々な意味で凄いと思う。

他の付属小学校もこんな感じなのだろうか。
しかし、こういうやりかたって許されていいとは思わないのだが。

昨日はオフで、メインテナンスの日

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昨日はオフで、メインテナンスの日。
カメラ、Mac関係を整える。

1)GRのファームウェアのバージョンアップ。
「Mモード時のワンプッシュ露出設定」機能が良くわからなかったのだが、やっと分かった。

2)iPod touchの設定し直し。
THETAのアプリを入れる為に、中を整理してiOSをバージョンアップ。今まで使っていたのが旅に出ているようで見つからず、残りのものをバージョンアップしてインストールし直した。

3)iPhone4のバッテリーの交換。
メインはこれ。ツールとバッテリーで1000円というのを見つけて、やり方の動画も見つけたので自分でやってみた。実にあっけない感じで完了した。こんなに簡単とは。

あとは、325iの修理、PocketWi-Fiの再手続き、歯の詰め物の修理。
メインテナンスは続く。

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