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2016/01/07

つまり、公人になる

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二回生ゼミ。

彼ら彼女らは、来週の成人式で新成人となる。

お祝いの言葉を述べ、残りの大学生活について幾つかのことを話す。

その一つが、私人と公人の違いである。

教師は、多くの場合公務員となる。つまり、公人になる。

個人の私人としては全く問題ないことが、公人になると許されないことがある。

社会人に成ったら求められるもの以上に、公人の教師というのは求められるものが多い。固苦しくも感じる。だが、それは期待されていることの裏返しでもあり、一概に悪いということでもない。

人間は、急に悪くなることはできるが、急に良くなることはできない。

これが私の基本的な考え方の一つだ。

この二回生ゼミの諸君は、順調に行けば、2018年4月1日に辞令を受け取る。公人になる。その前日の2018年3月30日までは、私人である。

さて、1日だけで、さっと切り替えることができるであろうか?

私はほとんどできないと考えている。

性格や生活習慣は、繰り返しの中で身についていくものだ。だから、変えようとすれば変えることはできる。しかし、ここには時間がかかる。2018年4月1日になったら突然切り替えることができるのかというと、そんなことができる人はいなくはないだろうが、ほとんどいないだろう。

大学生活が半分過ぎようとしている今、自分の生活習慣、癖などを見直し、公人として仕事をしていける自分に向けて訓練を始めるのがいいだろうということを話した。

ちなみに、私も老人になるための訓練をしている。

スーパーなどで買い物をしたら、レシートを受け取り、お釣りを財布に入れて鞄にしまうまではレジを離れないという訓練である。若いうちはお釣りを受け取って、歩きながら財布に入れるということでほとんど問題はないと思う。しかし、これを老人になってからするのは危険だ。

危険であるが、レシートを受け取り、お釣りを財布に入れて鞄にしまうということが生活習慣になっていないと、老人になった時に歩きながらをやってしまうだろう。だから、今老人になるための訓練をしているのだ。買い物をしたかどうかの証拠は、レシートがあるかないか。ひったくりなどに遭いにくくなるのは多くの人がいるところ。だから、レジの前できちんと終わらせるようにしている。

しかし、これには時間がかかる。

性格や生活習慣の上書きには時間がかかる。私人から公人へのチェンジはさらなるものがあると思っている。

『だから、今から始めなさい』

年長者が話すべきことは、若者が気がつかないけど大事なことだ。

それは多分、こんな当たり前のことなのだと思う。

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