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2016/02/03

富山行きの一泊二日

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門島さんにお呼ばれしての富山行きの一泊二日であった。

学力向上に関する研究集会の講師としてお話をしてきた。

年齢のせいか性格のせいか、人前で上がるということは今の私にはほとんどない。今の自分以上のものを無理矢理見せて、格好をつけようという気持ちがないから、上がりようがない。

ただ、人に呼ばれた時は、やや緊張する。

もし、うまくいかなかったら私を呼んでくれた人の顔をつぶすことになる。顔をつぶすなんて言い方は、いかにも日本人的だなあなんて子供の頃は思っていたが、今になってみると確かに顔をつぶすだなあと思う。

だから、最低限呼んでくれた人の顔をつぶさないようにしなければと思い、やや緊張してやることになる。幸いにして、笑いも多く出たしタスクは果たせたかなあと思う。

夜は懇親会で魚料理を楽しむ。

いいなあ。

こういう魚が食べられるところに住むってのは。

市場に行って、雑魚の魚を手に入れてあれこれ作るだろうなあ(^^)。

ゆったりしたお風呂のある宿に泊めていただき、翌日は楽しみにしていたイタリアンのランチである。本当は、落合シェフのラベットラの富山があるので、そこに行く予定であったが、なんとこの日が特別の休日。悲しい。

だが、その落合シェフと一緒に仕事をすることのあるシェフがいるお店があって、そこに行くことになった。門島さんの知り合いのお店。これが抜群であった。私は日頃、明るいうちはアルコールは飲まない。また、ワインも滅多に飲まない。だが、一品目を見たときに

(あ、これはワインが欲しい)

と思ってしまった。

そこからは美味しいワインを楽しみながら、料理を堪能した。

一品、一品が実に美味しいのだ。

特に塩加減。

(ん、少し足らないのでは?)

と思える塩加減なのだが、すべて食べきるとちょうどいい塩加減になっているのだ。素晴らしい。

で、食事の最後にシェフがテーブルに来てくれてあれこれ話した。衝撃的だったことが一つ。嬉しかったことが一つ。

衝撃的だったこと。

なんと、シェフはどこぞのお店に入って修行したことがないというのだ。イタリアの旅と食べ歩きとYouTubeをもとに自分で勉強したというのだ。すごい。

友人の若手マジシャンである彼もYouTubeでマジックを勉強し、マジックの師匠はいないというのを聞いて驚いたが、イタリアン料理でもそうなのかと思った。

教育もそうなる人が出てくるんだろうなあという予感がした。リアルで誰に習うというのはなしで、YouTubeやインターネットで勉強をして実力を身につけるという人が出てくるのだろうなあと。

衝撃的ではあるが、実はこれは王道なんだということも知っている。要は、YouTubeに私淑しているわけだ。確か、中野孝次先生もおっしゃっていたと思うが、勉強は、最終的には独学に至ると私は考えている。自分で考える人だけが、人生を創造していけるとおもっている。

そしてそのシェフが私の料理の写真を見て、きちんと評価してくれたのが嬉しいのだ。

「プロ並みですね。特に照明」

と。

嬉しいなあ。iPhone6で撮影しているのだが、実は照明はかなり気を使って工夫している。その工夫をきちんと理解してくれたのが、実に嬉しかった。プロにそれが伝わったのが嬉しい。

構図、照明、シャッターチャンス。静物を撮影するときも、この三つはとても大事になる。それが伝わったのが嬉しいなあ。

思わず、

『ここに日本酒をおいてください。オススメは、○○です』とプロに対してお願いしてしまった。シェフは、すぐにネットで調べて「これですか?」と確認してきた。さすがだなあと思う。

門島さんによれば、今年、また何か講座を企画して富山に呼んでもらえるようなので、その時は、ぜひ、ディナーも堪能してみたい(^^)。

なんだか、私が提供する講座よりも、たくさんのものを頂いた富山への一泊二日であった。ありがとうございました。

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