お金をかけず、日常を非日常に変えて、なおかつlegal
legal、illegal。
簡単に言えば、法律に則っているかいないかである。
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illegal。法律違反ってのは、なんだろう、ある種の誘惑がある。権力に楯つくさまが格好よく思えるようなもの。ちょいワルで、ハレを感じさせるような、日常から離れた興奮を得られる。その気持ちはわからないではない。
だけど、実はlegalの中にあって、非日常を得る方が、実はもっと深くて激しいのではないかと思うのだ。
高校。大学時代のことだ。
井の頭公園のステージで歌を歌ったことがあった。
中野の商店街でクリスマスコンサートをやったこともあった。
いせやの二階でギターを弾いたこともあった。
ちゃんと届け出をしたものもあれば、まあ、流れでやったこともあるf(^^;。この時の感覚はまだ体に残っている。
最近で言えば、料理本を書いて出版した時にも感じた。
決して発禁本ではないし、特に誰かに迷惑をかけた話でもないが、妙にドキドキした。
5ステップ、5分ではじめる料理
https://itunes.apple.com/us/book/id1043474676
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最初にこのビールのポスターを見たとき
(それは、流石にないだろう)
と思った。
(京都だからといって、なんでもかんでもお抹茶と言うのは、如何なものか?)
と思った。だけど、だけど、気になってねえ。
というわけで、今宵やってみた。
お抹茶ビール。
結論から言うと、あり。
これがlegalの日常の中での興奮です。
(んなもの、やらんだろ)
(アホちゃうか?)
(何考えてるの?)
と私の内部でも声がしたのだが、一方で
(いや、やるだけやってみよう)
という気持ちの方が勝った。
注いでいる時のドキドキ感と言ったら、こりゃあもうすごい(^^)。
◆
お金をかけず、日常を非日常に変えて、なおかつlegal。
こういうのを日常を豊かにするということだと思うのだ。
そういうのが大好きなのだ、私は。
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