アイデアは、こうやって生まれてくるものだと思っています
J・W・ヤングは、「『アイデアのつくり方』で、アイデアの定義をこのように述べています。
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
今までに発見されているものの組み合わせです。私は、この既存の要素については、知識と技術を重視しています。本と体験で知識。トレーニングや修行で技術を身につける。この知識と技術の組み合わせがアイデアを生み出すと考えています。
しかし、知識と技術があったところで組み合わせはそう簡単に生まれるものではないでしょう。何がこの二つを組み合わせるのでしょうか。ヤングは、このように言います。
・新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する。
一見関係のなさそうなものの中に関連性を見つけ出す。それは、二つのことから可能性が上がると考えています。一つは、言葉遊び。具体的には謎かけ。または連句。一見関係のないところに関係性を見つける言葉遊びです。遊びながらトレーニングができると思っています。
もう一つは、何とかしたいという熱意です。これがないと繰り返し行うことができない。一回でうまくいくなんてことはありませんから。そして、その熱意は時に運を運んできてくれます。これが結構大事。
アイデアは、こうやって生まれてくるものだと思っています。
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