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2016/06/24

オリジナルスパゲティ  甘鯛のスイートバジルオイルフルーツスパゲティ

Img_7289 レシピです。よかったら作ってください。写真は甘鯛ですが、鯛でも白身の魚でもいけます。
甘鯛の焼き方と、ニンニク、スイートバジルの火の通し方が決め手です。


1)甘鯛の両面に塩をする。正確には、鯛の重さの、0.08%の分量を振る。人間の体内の塩分と同じ濃度が一番美味しいと言われている。

2)5分以上待つ。塩は、水分に溶けるので、鯛の水分になじませる。

3)フライパンを冷たいまま、ガスコンロに乗せてオリーブオイルを大さじ3程度入れる。

4)甘鯛の皮目を下にして置く。

5)ガスコンロの火をつける。その際、炎の先端はフライパンとコンロの中間ぐらいになるようにすること。

6)1分程度すると、フライパンから音がしてくる。フライ返しで鯛を押し付けて、反ってくるのを防ぐ。

7)時々揺すりながら、火が通っていくのを待つ。だいたい5分程度。

8)甘鯛の厚みの1/3程度が白くなったら火を止めて、甘鯛をひっくり返す。余熱で加熱する。

9)甘鯛を取り出して、別の皿に乗せておく。アルミで包んでおくと冷めにくい。

10)フライパンに残っているオリーブオイルに、ニンニクのスライスしたもの2〜3片と、スイートバジル5〜6枚を投入して、和える。

11)スイートバジルの葉がしんなりしたら、茹で上がったスパゲティを投入して、オイル、ニンニク、スイートバジルと絡める。様子を見て、ゆで汁を少し入れてかき混ぜ、オイルを乳化する。

12)スパゲティを皿に盛り付け、甘鯛、柑橘系のフルーツを乗せる。写真は、天草晩柑。

13)軽く胡椒を振る。

14)熱々をいただく。

15)うまー!と叫ぶ。 ◆ 夏のランチに白ワインで楽しむといいと思います(^^)。



2016/06/11

6月の「明日の教室」は三宅貴久子先生に御登壇いただきます

6月の「明日の教室」は三宅貴久子先生に御登壇いただきます



糸井先生の案内文です。


三宅貴久子先生を御存じでしょうか?
三宅先生は、関西大学初等部で勤務されていましたが、この3月で定年退職されました。

私が三宅先生を知ったのは、ちょうど「総合的な学習」が学校に導入され始めた頃ですから、もう16年ほど前になります。
三宅先生は、岡山県の先生だったのですが、2006年にNHKの「わくわく授業」でも二度にわたって、その実践が取り上げられ、多くの教師がその名を知ることになったと思います。
*2003年 わくわく授業『歴史の見方を深めよう~三宅貴久子先生の社会~』
2006年 わくわく授業『自分を見つめる 未来予想図~三宅貴久子先生の総合的な学習~』

ただ、私が三宅先生に着目していたのは、この「わくわく授業」より数年前に放映されていた「おこめ」というNHK教育テレビでの教育実践でした。とにかく子どもたちがどんどん動いていくのです。そして、その学びを「米米ワールド」(高陵社書店)として出版されました。この本は、何と、岡山県岡山市立平福小学校6年B組と東京都江東区立南砂小学校6年1組の児童、あわせて60人が、「総合的な学習の時間」を使って作った書籍。子どもらしい発想で、大人顔負けの綿密な調査を行い、自分たちで執筆し、編集しましたというのです。

それ以後も、三宅先生の実践には、ずっと着目してきました。関西大学初等部の開校に合わせて同校に移られてからは研究の柱とも言えるミューズ学習を進めてこられました。
無理を言って、三宅先生の授業を参観させていただくことができました。卒業前の3月という慌ただしい時期にも関わらず、ミューズ学習と歴史の授業を見せていただくことができました。

一言で言うならば、完敗でした。私が定年までの残された日々で、目指すべき授業の姿がそこにはありました。やはり、まちがいなく日本を代表する素晴らしい実践家でした。

そして、最後の年に、やはり子どもたちが執筆した「ナマステ! 会いたい友だちと――友情は国境を越える」(さくら社)を出版された。凄いの一言に尽きます。

その三宅先生が退職され、若い先生方がその実践に触れることができない。これは駄目だと思いました。そこで、すぐさま三宅先生に「明日の教室」に「伝説の教師」として登壇いただきたいとお願いした次第です。

今回は、3時間半全てを鼎談という形で進めていきたいと考えています。
三宅先生の「20代」「30代」「40代」「50代」に何があって、何を考え、どのようにして三宅貴久子という類まれな教師が形づくられたのかを浮き上がらせていきたいと思っています。私と池田先生で、三宅先生御自身も気づかれていない三宅貴久子の凄さを炙り出していければと思います。

お申し込みは、こちら。

2016/06/08

だって、もう大人なんだから

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自分が正当な評価を受けていないと思っている人。言葉の端々、文章の端々こぼす人は、良い評価を受けると自分の力以上の評価を相手に求めるようになる気がする。いままで「不当に」評価されなかったことへの怨念がポジションを得ることで、暴走する。これは怖いなあと思う。

だけど、人はよく見ている。本人は「正当な評価を受けていない」と思うかもしれないけれども、それはあなたの正当な評価なのだ。問題はそれにいつ気づくかである。できれば30代半ばには気づいてほしい。そして「自分が評価されない」と思ってることを嘆くより、他の人の良いところを評価するように変わっていってくれればなあと思う。そこも、また人は見ている。

評価は自分から求めるものではない。
結果を出し続けていれば、勝手に相手が評価をしてくれる。
肯定的な評価か、そうではないものかは分からないが、付与される。

言葉の端々、文章の端々でこぼさない人は、
(へー、そうなんだ)
と受け止める。そしてそれを我がごとと捉えて、自分を変える。良い方向に変える。
だけども、言葉の端々、文章の端々こぼす人は文句を言う。

で、また、この文章の振り出しに戻る。
このループを断ち切るのは、自分自身なんだよね。
だって、もう大人なんだから。

2015年6月8日

2016/06/04

手作りチョーク、オススメです

今週は文房具作りに熱中していた。
チョークである。
大学の授業では、チョークの使い方も指導している。
http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2010/11/post-983d.html

教師になったら、もう否応もなく毎日チョークを使うことになる。
だから、学生時代にチョークに慣れておくことは大事なことだ。
今年もチョークの授業をしたのだが、その授業の感想に学生が手作りチョークのことを書いていた。

こうなったら、やるしかない。
材料を買い集めて作った。
これが実に面白い。

最初に作ったのは、ハート型のチョーク。
IKEAのアイストレイに流し込んで固めた。
これだけでも結構嬉しい。

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また、一緒に文字が浮かんでくるチョークも作った。

https://www.youtube.com/watch?v=wEVuW0IE-VM&feature=em-upload_owner

だが、もっとできると思い、DAISOで色々と漁った。
そしてできたのが、アイスクリーム型のチョーク。
これはなかなか上手くできた。
これでいきなり黒板に書き出したら、子供達驚くだろうなあ。


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キキとララも作ってみた。

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そして、今のところの最終到達点が、動物型のチョーク。
コアラ、カンガルー、ワニである。
ここに色をつけてもいいかなあとは思うけど、今のところは白で。


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さて、こういうチョークを子供達に持たせたら、積極的に黒板に書くだろうか?
それとも、もったいなくて使えませんとなるだろうか(^^)。

ものを作るってのは、楽しいなあ。

手作りチョーク、オススメです。

ドライトマトで復興支援

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昨日は研究日で、基本的には大学に行かずにあちこちに出かけたりしながら過ごす日であったが、三回生ゼミの諸君と活動をするために、1限から出かけた。

先日ふと思いついたのだ。熊本の震災復興についてである。

熊本は、トマトの生産量が日本一である。娘がトマトが好きということもあり、トマト作りをするようになってから知ったことだ。そのトマトでドライトマトをずいぶん作ってきた。思いついたのはこういうことである。

1.私が熊本産のトマトを買う。
2.学生がドライトマトにする。
3.大学で振舞う。
4.美味しかった人は、コンビニかどこかで義援金に寄付する。

という復興支援である。私が資金を出し、学生が労働力を提供し、食べた人が志を出すという流れである。志であるから、強制ではない。どこでやるのかもわからない。それでいいのだ。熊本産のトマトを買った段階で、もう支援はしている。あとは、志でいいのだ。

1限に調理実習室を借りて、延々とトマトを切った。ミニトマトを1/4に切った。トマトはよく見ると楕円で、白い筋が透けて見える。その白い筋に従って切るとトマトはゼリーの部分が見える。そのゼリーの部分に日を当てるのが大事なので、そのように切るをことを指示して作業をさせた。

大ざる3枚で足りるかと思ったが、足らず、さらにカゴを3つ用意して干しまくった。昨日はいい天気で1日干したらもうかアンペキなセミドライトマトになっていた。1億5000万キロ離れたところにある天然のオーブンで焼き上げたセミドライトマトの完成である。

夕方、学生たちと一緒に
「トマトはいらんかね?」
といいながら学科の学生たちに振る舞った。学生たちは、さらに掃除のおばさんや職員の皆さんにも振る舞っていた。そして、自主的に採用試験の面接練習をしていた四回生にも振る舞ってあげた。

ドライトマトで復興支援。
思いつきにしては結構いい復興支援ではないかなあと思った。
美味しかった。

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