オリジナルスパゲティ 甘鯛のスイートバジルオイルフルーツスパゲティ

« 2016年5月 | トップページ | 2016年7月 »
6月の「明日の教室」は三宅貴久子先生に御登壇いただきます
自分が正当な評価を受けていないと思っている人。言葉の端々、文章の端々こぼす人は、良い評価を受けると自分の力以上の評価を相手に求めるようになる気がする。いままで「不当に」評価されなかったことへの怨念がポジションを得ることで、暴走する。これは怖いなあと思う。
だけど、人はよく見ている。本人は「正当な評価を受けていない」と思うかもしれないけれども、それはあなたの正当な評価なのだ。問題はそれにいつ気づくかである。できれば30代半ばには気づいてほしい。そして「自分が評価されない」と思ってることを嘆くより、他の人の良いところを評価するように変わっていってくれればなあと思う。そこも、また人は見ている。
評価は自分から求めるものではない。
結果を出し続けていれば、勝手に相手が評価をしてくれる。
肯定的な評価か、そうではないものかは分からないが、付与される。
言葉の端々、文章の端々でこぼさない人は、
(へー、そうなんだ)
と受け止める。そしてそれを我がごとと捉えて、自分を変える。良い方向に変える。
だけども、言葉の端々、文章の端々こぼす人は文句を言う。
今週は文房具作りに熱中していた。
チョークである。
大学の授業では、チョークの使い方も指導している。
http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2010/11/post-983d.html
教師になったら、もう否応もなく毎日チョークを使うことになる。
だから、学生時代にチョークに慣れておくことは大事なことだ。
今年もチョークの授業をしたのだが、その授業の感想に学生が手作りチョークのことを書いていた。
こうなったら、やるしかない。
材料を買い集めて作った。
これが実に面白い。
◆
最初に作ったのは、ハート型のチョーク。
IKEAのアイストレイに流し込んで固めた。
これだけでも結構嬉しい。
また、一緒に文字が浮かんでくるチョークも作った。
https://www.youtube.com/watch?v=wEVuW0IE-VM&feature=em-upload_owner
だが、もっとできると思い、DAISOで色々と漁った。
そしてできたのが、アイスクリーム型のチョーク。
これはなかなか上手くできた。
これでいきなり黒板に書き出したら、子供達驚くだろうなあ。
キキとララも作ってみた。
そして、今のところの最終到達点が、動物型のチョーク。
コアラ、カンガルー、ワニである。
ここに色をつけてもいいかなあとは思うけど、今のところは白で。
さて、こういうチョークを子供達に持たせたら、積極的に黒板に書くだろうか?
それとも、もったいなくて使えませんとなるだろうか(^^)。
◆
ものを作るってのは、楽しいなあ。
手作りチョーク、オススメです。
昨日は研究日で、基本的には大学に行かずにあちこちに出かけたりしながら過ごす日であったが、三回生ゼミの諸君と活動をするために、1限から出かけた。
先日ふと思いついたのだ。熊本の震災復興についてである。
熊本は、トマトの生産量が日本一である。娘がトマトが好きということもあり、トマト作りをするようになってから知ったことだ。そのトマトでドライトマトをずいぶん作ってきた。思いついたのはこういうことである。
1.私が熊本産のトマトを買う。
2.学生がドライトマトにする。
3.大学で振舞う。
4.美味しかった人は、コンビニかどこかで義援金に寄付する。
という復興支援である。私が資金を出し、学生が労働力を提供し、食べた人が志を出すという流れである。志であるから、強制ではない。どこでやるのかもわからない。それでいいのだ。熊本産のトマトを買った段階で、もう支援はしている。あとは、志でいいのだ。
1限に調理実習室を借りて、延々とトマトを切った。ミニトマトを1/4に切った。トマトはよく見ると楕円で、白い筋が透けて見える。その白い筋に従って切るとトマトはゼリーの部分が見える。そのゼリーの部分に日を当てるのが大事なので、そのように切るをことを指示して作業をさせた。
大ざる3枚で足りるかと思ったが、足らず、さらにカゴを3つ用意して干しまくった。昨日はいい天気で1日干したらもうかアンペキなセミドライトマトになっていた。1億5000万キロ離れたところにある天然のオーブンで焼き上げたセミドライトマトの完成である。
夕方、学生たちと一緒に
「トマトはいらんかね?」
といいながら学科の学生たちに振る舞った。学生たちは、さらに掃除のおばさんや職員の皆さんにも振る舞っていた。そして、自主的に採用試験の面接練習をしていた四回生にも振る舞ってあげた。
ドライトマトで復興支援。
思いつきにしては結構いい復興支援ではないかなあと思った。
美味しかった。