『隠蔽捜査』(新潮社 今野敏著)を読み終わる
警察ものの小説だ。
私の読書の範疇に入っていないジャンルだ。
今回、『書く力 私たちはこうして文章を磨いた』(池上彰 竹内政明 朝日新書)
で、池上さんがファンだというので、試しに読んでみた。
いやあ、面白かった。
特に最後の1/3は一気に読んでしまった。
幼馴染の警察官僚、主人公の家族、二つの事件。
これらを通して、警察官僚の世界を描いて行く。
警察官僚というものが、この小説に書かれている通りだとは思わない。しかし、リアリティを感じながら読み続けて行くことができる。
仕事とは、家族とは。
こう書くとあたりまえのテーマであるが、まあ、読ませる。
317ページ。
春休みに楽しめる本だと思う。
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