酔睡亭開店へ その1
2017/4/10
エイプリルフールかと思われた方がほとんどだと思うのですが、4月8日に、本当に店を出しました。とりあえず、一日限定ですが出しました。祇園の花見小路です。店の名前は、"酔睡亭"です。これは私がずっと使っている雅号ですが、今回、店の名前にしました。看板や暖簾も作りました。
まあ、なんと申しましょうか、人間、妄想が必要なんだとつくづく思っております。妄想は、本人にとっては妄想であっても、聴く人によっては理想であったり、夢であったり、アイディアであったり、ビジネスモデルであったりするわけです。
今回、私の妄想は、一つのビジネスモデルになりました。
◆
なんで祇園で店を出すということが実現したのかの、そもそものことを書きましょう。
今年の正月に大学院の新年会がありました。大熊先生の大学院ゼミを中心とした新年会です。1月5日のことでした。
そこで、たまたま隣の席に座った後輩と近況を報告していました。彼女は、三週間前に二人目の子供を産んだと言っていました。ストレートマスターだった彼女は私よりずいぶん年下です。元気だなあとか思いながら、私は
『いやあ、料理ばっかり作っているよ』
とか言いながら、Facebookにあげてある写真を見せて自慢していました(^^)。
『料理の本も書いているんだよ』
「え〜〜〜、見せてください」
と言われたので、見せました。
https://itunes.apple.com/…/5fen-5suteppudehaj…/id1043474676…
「先生、すごいです! 主人の会社が京都の祇園に店を出すんですけど、相談にのっていただけませんか?」
『は?』
「イタリアンの予定なんです」
『は? いや、待て。私、単なる素人だよ。そんな相談になんて乗れないよ』
「いえ、これを見るともうプロです」
『いや、素人。それに、京都滋賀ってイタリアンは300店舗ぐらいあるから、相当な激戦になるよ』
「でも、会ってください」
というので、まあ、一回ぐらい会って色々とお話を聞くのも楽しいかなあと思ってお会いすることに。
これがそもそものスタートでした。
続く
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