お祈りメールをもらって就職活動で凹んでいる4回生にキャンパスで話したこと。
好きなことを仕事にしよう。
やりたいことを仕事にしよう。
このメッセージが伝えていることは、
好きなことが見つからなければ、仕事はしなくてもいい。
やりたいことが見つからなければ、仕事はしなくていい。
そんなことになっていないか。
親の仕事を継ぐのが当たり前だった時代、いやいや継いだ人もいるだろう。しかし、いやいやのままで終わった人は意外と少ないのではないかと思う。それはなぜか。好きな仕事に就いたのではなく、就いた仕事を好きになったからであろう。
好きを目指すのではなく、どうしてもダメを取り除いて、チャンスがあったらそれに挑んで見る。そういうことなんだと思う。採用されなかったのは、あなたに実力がなかったこともあるかもしれない。しかし、一方で実力があったとしても、相手が望んでいるストライクゾーンの中に入る人でないと採用はされないものだ。
ブラックでないところで働きたい。それはわかる。それは回避する努力をするべきだ。
しかし、縁がありそうだと思ったら関わって見るのもいいのではないかと思う。本当にあなたに実力があれば、ヘッドハンティングで声をかけられるはずだ。まずは、縁のある仕事を好きになるまでやってみるのはどうだろうか。
お祈りメールをもらって就職活動で凹んでいる4回生にキャンパスで話したこと。
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