越前屋俵太さんの『想定外を楽しむ方法』(KADOKAWA)を読み終えた。
越前屋俵太さんの『想定外を楽しむ方法』(KADOKAWA)を読み終えた。
越前屋俵太さんといえば、私たちの世代にとっては非常に印象深い「芸人さん」である。街中で通行人に突然シャンプーをしたり、突撃インタビューをしたり、書道家になったりとあれこれあれこれしているハチャメチャな「芸人さん」のイメージである。
そして、そんなことからテレビ業界に干されてしまったのかなあと思っていたのが、彼である。
しかし、この本を読むとそれは違っていたことがわかる。
彼は芸人さんではないし、笑いについて戦い続けている企画者、演出家、演者であることがわかる。
そして、何より、今、大学で教鞭をとっているというのには驚いた。また、その授業がいい。授業のためのシラバスがいい。
笑いに興味があり、教育に興味のある人にはオススメの本である。
私も、もう少し働こうと思う。
戦おうと思う。
そんな思いを新たにした。
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