佐藤琢磨さん。おめでとうございます。 2年前に聞いた話を思い出しました。
佐藤琢磨さん。おめでとうございます。
2年前に聞いた話を思い出しました。
以下私の記憶に従って書きます。間違っていたら、私に責任があります。
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彼は、東京の人間でありながら、あるとき鈴鹿サーキットのあの「交響曲」を聞いてしまい、この道に行こうと決心したそうです。
しかし、自転車乗りの中学生。車なんて乗れない。カートなんてできない。
そこで彼は自転車で勝手に自分で最速のコーナリングはどうしようかなんてやっていたそうです。
その後、鈴鹿サーキットの練習生の公募があって、それに申し込んだそうです。
そのとき、彼よりもできる練習生候補者がいたそうで、その人が採用されるところだったのですが、琢磨さんは、履歴書の他に勝手に自分の想いを伝える手紙を書いたそうです。
その手紙を
「これは面白い。この子を取ろう」
という話になって練習生になれたそうです。
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その後、彼は早稲田大学に進学します。 そのとき、イギリスでトレーニングを受けるチャンスに恵まれます。 彼は、そこで早稲田を中退してイギリスに飛びます。そして修行を重ねて、F1パイロット。2012年のあと一歩のインディ500となり、2015年に娘とツーショットを撮り(^^)、2017年、見事にインディ500で優勝となります。
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今日の授業ではこのあたりの話をしました。
履歴書の他に手紙を書いてこいとは言われていないのに、書いて送ってきた。それは、やはり熱意の表現なんでしょうねえ。そして、早稲田を休学ではなく退学してイギリスに飛ぶ。これは退路を断つということでしょう。
たまたまいた4回生に聞きました。
『あなたは、教師になりたいと思いますか?』
「はい、なりたいと思います」
うーん。
『私は、それでは甘いと受け止めますね。なりたいと思いますか?と聞かれて、なりたいと思います、ではないのです。なります!で答えないとね。なりたいと思いますは、まだ逃げ道を作っているように見えます。俺が受からなくて、誰が受かるんだぐらいの思いを持って勉強してほしいし、試験に臨んでほしいのです。
ま、慌てて付け加えると私が大学四年生の時は、なりたいと思いますでした。そして落ちました。五年生の時には、なる。なってやる。俺が受からなくて誰が受かるでした』
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単に事実を見て、事実を伝えればいいと思うのだが、ついつい、教訓を言ってしまう。説教をしてしまう。これが私のダメなところなんだよなあと思いつつ、熱く語ってしまった。
動画は、3位から残りの5周でトップに躍り出て、そのままフィニッシュした琢磨選手。日本語の中継。今日、何回見たことか。
https://www.youtube.com/watch?v=B6wZVnS7I6E&spfreload=10
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