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2019/04/12

父の「卒業証書」

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  昨日、父から電話があったというので、私も電話をした。

最初に母が出て、

 

「お父さんに代わるから」

 

と言われて、電話を待つ。すると

 

「もっしもしー♪」

 

とルパンの「ふーじこちゃーん」のような感じで出てくる父親(83)。

実は父は「卒業証書」をもらったというのだ。

それは、もう病院に来なくていいよという「卒業証書」である。

 

 

私の左耳がものすごく状態が悪かった時、そう、TBSの番組を収録していた時、実は、私の父が突発性難聴に襲われた。私は、あれこれ調べて手配をして父を最速で耳鼻科に送り込めたと思う。その結果、父の場合は、治った。

 

「なんでこんな風になってしまったのかなあ」

と耳が聞こえなくなった父は嘆いていた。

『一番いいタイミングでいい治療を受けられたから、かなり大丈夫だと思うよ』

と話していた。

 

 

iPhoneの向こうで「いやあ、修ありがとう。聞こえるよ」

と父親。母親も喜んでいる。

 

ともあれ、治ってよかった。

医者は、症例として記録させて欲しいとのこと。

83歳でこれだけ見事に治る例はなかなかないんだとのこと。

そりゃあそうだと思う。

 

今回うまくいったのは、

 

  1. 父から「耳が聞こえない」とすぐに電話があったこと。
  2. これが日曜日で私がすぐに電話に出られたこと。
  3. 休日診療の耳鼻科を東京消防庁で調べることができたこと。
  4. その病院が家から40分のところにあったこと。
  5. その病院の診療時間内に駆けつけることができたこと。

 

これらがとても大きかったと思う。

取りうる限りのベストの処置をすることができたと思う。

ま、それでも1/3しか完全には治らないのだが、やるだけやって治らなかったのと、やれなくてやらなくて治らなかったのでは、その後の心のあり方が違う。後悔を抱えて生きることになる。

 

 

息子は治らないが、父を治せたので、良かったとしよう。

父のあんなに嬉しい声は滅多に聞くことはできない(^^)。

 

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