「池田修、筆を持って50年記念」ということで
「池田修、筆を持って50年記念」ということで、自分で勝手に記念行事をしております(^^)。
最近FBでDMでやり取りのあった方のお名前を中心に、50人の方に紺紙金泥で書かせていただいております。
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母親が悪筆ということで、子供にはそういう思いをさせたくないからと近くのお習字教室に通い始めたのが、小学校1年生の5月24日。そこから数え始めて50年というのが今年です。まあ、よく続いたものです。
外発的動機づけから始まったものの、今では内発的動機付けで書いています。継続は力なりとよく言いますが、まあそうなのでしょう。
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ただ、この50年でやはり大きかったのは、大学時代に書き込んだこと。これが大きかった。
コツコツやってもダメなのだと思います。コツコツの前どかっとやる。これが大事なのだと。雪のようにどかっと降ると、根雪になります。その上にサラサラと降ると積もっていきます。根雪がないと溶けるだけ。この「根雪」をどう作るか。
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飽きっぽい私は、あれこれ手を出しています。
書道にしたって、甲骨文字、ガラス書道、お抹茶書道、そして、今は紺紙金泥。しかし、書道のベースの上で遊んでいる感じですね。
書道の世界は広くすぎて深すぎて、一生かけて高みに登るには、挑戦しがいのある世界です。おそらく、頂点には登れないであろうけれども、「当社比」での頂点を目指して書き続けることになるのだと思います。
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ドイツの誕生日は、自分でケーキを焼いて仲間にふるまうというのを知りました。
(ああ、そういうのもいいかもしれない)
と思って、先輩方、仲間たちのお名前を書かせてもらって、差し上げるというのをやりました。
「書道生活100年の時も下さい」
というありがたいお言葉もいただきました。
精進します(^^)。