2014/09/18

こういうニュースがなぜテレビに出て来ない。

こういうニュースがなぜテレビに出て来ない。

日本に届け!【5万人震災の祈り】『we love Japan』オランダから感動のエール!!

http://buzznews.asia/?p=58774

2011/12/23

「フォトジャーナリストの見た原発震災 ~イラクから福島へ~」

12/23

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世界を飛び回って取材活動をしているフォトジャーナリストの豊田直巳さん。児童教育学科学生学会主催「フォトジャーナリストの見た原発震災 ~イラクから福島へ~」の講演で連続ツイートしたものから、昨日の記録を掲載します。

ブータンは、10万人が追い出されて来ている。追い出した側は、幸福度が高いが、追い出された側はカウントされない。報道カメラマンなどは、紙媒体の発表場所が無くなって来たので、ギャランティが発生しないので、大変なことになっている。なんとか取材と生活が出来るというレベル。これからますます酷くなるだろう。

現実は、福島には今も津波が襲い続けている。目に見えない津波が続いている。放射能である。目に見えないので実感はない。今日は福島から直接来たが、「まさかあなたその服のままで若い学生さんの前に立つんじゃないでしょうね」と家内に言われて、今日の服は新しく京都駅前で全部買って着替えてきました。

目に見えない。ベクレルという単位は、ガイガーカウンターでは測れない。が、野菜の測定器では出てしまう。三日前にあった母親。一般の牛乳は5ベクレルが基準。しかし、20ベクレルが幼稚園の牛乳から出ている。信じられないと。この親は2ヶ月アメリカに避難し、これからは沖縄に脱出すると言っていた。

福島から逃げたいという母親に会った。「頑張ろう福島」という幟は、「もう、いい。もう頑張れない」と言った。今後子ども達がどうなるか分からないということから。心配の種はあるが、どうなるか分からない。

6500人の子どもがチェルノブイリでは甲状腺ガンの手術を受けている。これを知っている母親は圧倒的に少数派である。何で福島? なんで放射能なのという風に思うのがほとんどであるのは分かっている。

福島の桃が風評と言われているが、本当でしょうか? 本当ではない。あれは実害です。しかし、マスコミで風評と言われ続けると、それが真実になり、損害賠償の請求ができなくなる。風評ではない。実害です。東京電力による実害です。

「目に見えない戦場で戦っているみたい」と映像の中の福島の女性が言っている。ダッシュ村のすぐ側にいた女性。500マイクロシーベルトが測定されていた。1年間に浴びさせていいのが1000マイクロシーベルト。この村では2時間で超える。3/11前の東京は、0.02~0.04が東京の値であった。大丈夫だと言われたからここにいたとのことであった。500マイクロシーベルトの大きさがどの位なのかは分かると思います。

イラクでアメリカが行って来た劣化ウラン弾の実態についての説明。戦争のシナリオがどのように描かれていったのかを説明しています。300グラム持っているだけで違法の劣化ウラン。持っているだけで逮捕される。が、100万発アメリカに撃った。沖縄の鳥島でもアメリカ軍は1300発間違えて撃ってしまった。が、不問にされているのが今。

イラクの癌の子どもは85%死んでいた。そのとき、経済制裁だったので治療は出来なかったのだ。勿論、全部が劣化ウラン弾が原因だと証明はされていない。日本の65年前の被爆者が今でも、原爆症と証明されないので裁判になっている人もいる。安全ならば、安全という方が証明しなければならないはずだが、日本では逆に被害者が証明しなければならないということになっている。これは、おかしい。

被害に遭った子ども達の写真を撮ったところで、何も解決しない。その子どもの命は救えない。薬が欲しいと肉親は言う。言い訳は出来る。取材をして世界を動かすことができるかもしれないと。しかし、目の前の子ども達は救えない。だから、今、私はNGOを通じて薬を送り続けている。イラクでは、劣化ウラン弾で破壊された所で子ども達が遊んでいる。放射線は見えないのだ。その子ども達の様子を写真に撮って、見る。

だけど、勿論、これが劣化ウラン弾で起きたとは断定できない。しかし、現地の医者は「劣化ウラン弾の以前には、このような症状は見ることが出来なかった」と言っている。また、日本は世界で唯一の被爆国と言われながら、実は核兵器を開発していたということは報道されていない。湯川博士もそれに関わっていたことは、日本では報道されていない。

新潟の柏崎原発の事故のときに、取材に行っていたので「安全神話」も十分に分かっていた。災害時避難場所は地震で壊れるものになっていた。分かっていて防げなかったので、大人として責任を果たせてなかった。申し訳ない。福島でも一般民家が避難場所になっていた。

地震の直後に、病院に入った。100マイクロシーベルトまで測れるガイガーカウンターの針が振り切れていた。1000マイクロシーベルトまでのも。この結果をすぐに衛星携帯電話で東京に伝えた。その3時間後に東京電力が1500マイクロシーベルトであったと発表した。

3.11から一ヶ月後の原発の近辺の場所の映像が流れています。牛小屋の中で倒れている子牛の映像です。

逃げ出したり、逃がした牛や豚は、自分で餌を捜して食べていきのびていたが、周りに被害を与えるので、畜産農家が集めて薬で処分をしたとのこと。そして、今は、3/11の後に生まれた子豚たちが出て来て、それを集めてまた処分しているとのこと。

京都大学で25年間チェルノブイリ原発の研究をしている今中先生は、飯館村を調べにいった。そして今中先生「信じられない。この世のものとは思えない」とつぶやき続けた。「チェルノブイリには人はいないのには、ここにはいる」。牛を殺すわけにはいかないので、餌を与えるためにいる人。でも、その牛から出た牛乳は捨てざるを得ないので捨て続けていた。村長は今中先生に「なんとかならないのか?」と訴えるが「この世のものとは思えない」ところなので、どうしようもない。

136億円かけてスピーディを開発したが、発表されなかった。首相に届かなかった。経産省の役人が途中で握りつぶした。2週間あれば子ども達は逃げられたはず。村での検査の後、「大丈夫」と言われて、値は教えられなかったとのこと。そして、牛に餌を与えることはなくなった。全滅したからだ。

廃業をしよう。生き物を飼っているとここを離れることは出来ない。犠牲者を出さないようにしようと決意をした。が、酪農を営んでいた犠牲者が出た。「原発がなければ」と書き残して。(報道ステーションの映像が流れています)福島県相馬市の男性。

自殺男性は、酪農の二代目で親から受け継いで規模を拡大しようと借金をして建物を大きくした直後だった。自転車操業の酪農業だから耐えられなかったのだろうとのこと。実は一人目ではなく、この前にもいたし、102歳の老人が子どもに迷惑をかけられないと自殺した。まだ、続いている。

除染というが、やっているのは大掃除と同じ。やっている人たちはみんなみんな分かっている。「無駄」です。田んぼの表土を掃いても山からまた落ちてくる。自分たちは残っても、子どもは戻らせないと老人達とは口を揃えていっている。

病院の放射線管理区域には医者しか入れないが、そこに普通の人が住んでいるのである。3200億円の予算で原発を作っていた建設会社で除染をしている。これはマッチポンプではないか? 仮設住宅に住んでいる人たちは、もう一度戻れたとして、野菜を作る体力や気力は残っているだろうか。飯館村に私は戻りたいが、子どもは絶対に戻らせない。北海道にでも行きたいと言っている。

それでも、ヨルダン、トルコ、ベトナムに輸出しようとしている日本。なぜ、原発を全廃にしないのか。8割ぐらいの国民が無くせと思っているのに。原発の稼働は、プルトニウムを作ることになる。これは核兵器を直ぐに作れることである。これが抑止力になると石破政調会長は発言してる。

その結果、誰が被害者になるのですか? 子ども達です。スピーディで逃げていれば、被爆しなかった子ども達なのに。

ここに来た皆さんには、是非、思ったことを表に出していただきたい。待っていたところで何も変わりません。3/11以降良くなっていない。寧ろ、今の日本を世に出したことになってしまっているというのが現実だろう。200万人が福島だけで被害者になってしまっている今、訴え続けたい。ありがとうございました

今日の講演の豊田直巳さんのHPは、http://t.co/Jxpt7qeTです。これで児童教育学科学生学会主催「フォトジャーナリストの見た原発震災 ~イラクから福島へ~」の連続ツイートを終わります。ありがとうございました。

このあと質疑があり、お茶を飲みながらあれこれ話しました。
大学のある山科の市営団地にも60人ぐらいが疎開していることや、滋賀県の休耕田のあるところに集団で移住するというのはどうだろうかという話が協議されていたりとあれこれ。

3200億円「除染」に使うのであれば、一人5000万円を支払って、集団で移住の方がいいのではないかという話も出ました。「出て行ってください」と命令がないと「お前だけ我がままだ」と言われてしまうという二重被害に遭っている人もいるという話もありました。

現状に対して、これは教育にできることを超えたことだと私も理解しています。しかし、この現実を背負って行きていく子ども達がいる。さらに、これからの社会を立て直すには、現状の理解ということが大事だと考えています。関西にいるとなかなか現実感はありませんが、そこは想像力を働かせることと現実を見ることで補うことだと思っています。

人の痛みをどれだけ背負えるか。その痛みを背負って、それを我がごととして生きて行けるか。歴史の重みをも背負って、今を良くするために生きて行けるか。煩悩や欲望に振り回されながら、それでも大きなことは出来ないが少しは前に進めるようでありたいなあと、今日の講演で改めて思いました。

2011/06/10

ところが、このことがニュースになっていない

東京が高濃度の汚染地区になって来たことが確定して来たようだ。特に東部が危険とのことだ。

http://mykeita.blog59.fc2.com/blog-entry-1447.html

http://biotoushi.seesaa.net/article/201249007.html

ところが、このことがニュースになっていない。
私は、義父からこのことを知らされてネットで検索したら上記のブログを発見した。
AKBなんか報道するよりも、こちらだろ。

関西に住んでいる私がこんなことを書くのは、どこかで憚れる思いもあるのだが、後になってそうだったんだということになるのもまずい。判断はブログを読む皆さんにお任せするとして、情報はあげることにする。

一方、郡山の小学校ではこんなことまでしている。

http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.phpid=0710015&frame=weblog&type=1&column_id=314087&category_id=8761

その結果が

http://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/data/0710015/e/a/667258.pdf

である。
子どもたちを守る為に、先生たちはここまでしている。いや、させられている。先生たちは、子どもたちに学力を付けるのが仕事である。大人に育てるのが仕事である。

それぞれの人がそれぞれの場所で必死にやるしかないとは思うのだが、ここまでとも思うのだ。

頑張れ、橘小学校。

2010/09/21

1/3に新年会をします。

1/3の午後に聖蹟桜ヶ丘か立川辺りで新年会をします。懐かしい方、興味のある方メールを下さい。国立学院の塾の時の卒業生や、瑞雲中学校の時の卒業生が来ます。勿論、吹上や楢原の、皆さんもよかったらどうぞ。お待ちしております。

2010/06/14

ハヤブサのおかげで

6/13

無為な一日を過ごす。
寝て、食べて、風呂に入って、寝て。寝て。寝て。

イライラと、ぼーっと、グダーっの一日だ。
原因はまあ分かっていると言えば分かっているのだが、いかんともしがたいものであるので、解決できないまま。しばらく続くだろうなあ。

ふう。

夜、ハヤブサの帰還のニュースを追いかける。アポロ13のように満身創痍で戻ってきたことを知る。すごい。

特に感動したのは、静止画像では
http://www.nasa.gov/topics/solarsystem/features/hayabusa20100609.html

さらに動画では
http://www.ustream.tv/recorded/7634995

http://archive.nserc.und.edu/~kml/HayabusaRentryVideo.avi

私には、宇宙戦艦ヤマトの
「地球か、何もかもが美しい」
という沖田艦長の声が聞こえてきた。

さらに、この様子を伝えているのが、テレビではなくネットであることも凄い。しかもリアルタイムで追いかけることができるのである。

つぶやきでは、phreaky氏が

「はやぶさ帰還という国家の偉業を生で伝えたのは、TVではなくニコ生・Ust・Twitter。結局、マスメディアという旧来のビジネスモデルが崩壊している。1000万人が見る1つのコンテンツより、10万人が見る100コンテンツの時代。」

と表現している。その通りだと思う。

ハヤブサのおかげで、少しだけ有為な一日になった。

2009/10/15

盛者必衰の理をあらわす、か

http://www.asahi.com/culture/update/1010/TKY200910100107.htmlから引用開始 ーーーーーーーーーー

「テレビがないと困る」半数 16~24歳調査
2009年10月13日10時37分

 NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は、16~24歳の若者とテレビに関する調査の結果を9日に発表した。アンケートに「テレビがないと困る」と答えた人は49.5%にとどまった。「大切だと思うメディア」では、テレビは携帯電話、パソコンに次いで3位だった。

 東京都内で無作為に選んだ男女311人を調べた。子どものころからパソコンやインターネットがあり、「デジタルネーティブ」と呼ばれている世代だ。

 テレビを見るのと同時に「携帯電話でメールやサイトを閲覧する」と答えた人は、「よくする」「時々する」を合わせて64.9%。「ながら視聴」の多さも目立つ結果となった。(松田史朗)

引用終了 ーーーーーーーーーー

嘗て知り合いのテレビ関係者が、
「テレビは明るい斜陽産業です」
と言っていたことが現実となってきているのだろうなあと思う。
私が子どもの頃は、ゴールデンタイムは視聴率は30%なんて番組は結構あった。いまは、12%取ればオッケーだそうだ。

ブラウン管が、液晶に代わり、テレビがモニターと呼ばれる時代。
テレビ画面は、番組を見るのではなく、何かを映すものに変わってしまっている。

かくいう我が家も、テレビはニュースと、お母さんと一緒の類いばかり。しかもまた、NHK教育テレビが面白いと来ている。

盛者必衰の理をあらわす、か。

2009/10/11

マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ (CNN) 

すごいねえ。

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200910100001.htmlから引用開始 ーーーーーーーーーー

マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ
(CNN) 

干ばつに苦しむ東アフリカ・マラウイの貧しい村では、何もかもが不足していた。赤土の大地はひび割れ、作物の枯れた畑をただ風だけが吹き抜け る。この風を使って、村に電気を起こせれば——。そう思い立った少年が、たった1人で作業に取り掛かった。それから7年、村では少年の作った風車5台が回 り、電動ポンプが水を送り出している。

ウィリアム・カムクワンバ君は、首都リロングウェ北郊の村で育った。02年の干ばつで、農業を営んでいた父親は収入を失い、当時14歳だったウィリ アム君の学費さえ払えなくなった。退学したウィリアム君は図書館で時間を過ごすようになり、そこで風力発電について書かれた本と出会う。「本に写真が載っ ているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は振り返る。

材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」

もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成 させる。タービンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。

7年間で作った風車5台のうち、最も大きいものは高さ11メートル余り。地域の学校でも風車作りを教え、その校庭に1台を設置した。村人たちは「携帯電話を充電したい」「ラジオを聴きたい」と、ウィリアム君の自宅をたびたび訪れる。

ウィリアム君の挑戦には、アル・ゴア元米大統領をはじめ、世界各地の環境活動団体や企業から称賛の声が集まっている。AP通信の元アフリカ特派員ブ ライアン・ミーラー氏は、ウィリアム君と数カ月間生活をともにしながら取材を続け、先週その成果をまとめた著書「The Boy Who  Harnessed the Wind」を出版した。同氏は「紛争の取材ばかりが続くなか、かれとの出会いは新鮮だった」と振り返り、「アフリカには、政 府や支援団体に頼らずに自分の力でチャンスをつかみ、問題解決の道を切り開く新たな世代が育っている。ウィリアム君はその1人だ」と話している。

引用終了 ーーーーーーーーーー

世界にはまだ希望があるなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=arD374MFk4w&feature=player_embedded

ここに彼へのインタビューがあります。

2009/09/05

そりゃあまあ、そうなんだけろうけどね

9/5

そりゃあまあ、そうなんだけろうけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090904-00000171-jij-sociから
引用開始 ーーーーーーーーーー

来月から5400万人順次接種=医師、妊婦ら優先-新型インフルワクチン・厚労省案

9月4日20時50分配信 時事通信

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザのワクチンについて、接種対象者の優先順位案を発表した。診療に当たる医療従事者を最優先とし、次いで妊婦と持病のある人、小学校就学前の小児、1歳未満の乳児の両親の順で優先グループとした。小中高校生と高齢者も対象に加えたが、国産が足りないため輸入ワクチンを用いるとしている。
 同省は国民から意見を募集。専門家や患者団体側の意見も聴き、月内に正式決定する。
 接種対象者は優先グループが約1900万人、高齢者らの次グループが約3500万人。接種の開始時期は、優先グループは10月下旬、高齢者らは12月下旬以降となる。
 国内4社が来年3月までに製造可能なワクチンは約1800万~3000万人分にとどまる見通しで、優先グループにまず割り当てる。小中高校生と高齢者には国産が足りない分、海外メーカーから輸入したワクチンを用いる。
 輸入ワクチンは当初、国内の臨床試験(治験)を省略する「特例承認」を検討するとしていた。しかし、国内で使用されたことのない免疫補助剤(アジュバント)が添加されており、副作用リスクが高いとみられることから、接種開始前に小規模な治験を行い、接種後に問題が生じた場合には使用を中止することにした。 

引用終了 ーーーーーーーーーー

子どもを優先にするのは分かるけど、教員はどうするのであろうか。罹患率は子どもと大人で優位に差があったのか。

航空機において、飛行中にトラブルがあった場合、酸素マスクはコクピットが最優先されて降りてくる。操縦士に問題が発生しないようにである。これはそうだと思うのであれば、学校もそうである。

学級担任だけに限らず、教員は多くの子どもたちに接触する。教員がインフルエンザになっていると、それも子どもの指導に丁寧な教員ほど、子どもに移す可能性が高くなるのではないだろうか。

ま、学校教員は小中高で100万人いるわけで、優先順位のランクの上位に入れてしまったら、ワクチンが足らなくなるというのが本音なのかもしれないが。

2009/07/27

教育激変、文科省“解体”?

政権が交代というベースで選挙が行われそうである。経済政策や子育て支援などちょっとびっくりするような内容だが、一番驚いたのは次のものである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090726-00000568-san-sociから、引用開始 ーーーーーーーーーー
教育激変、文科省“解体”? 民主の政策「教科書検定」触れず

7月26日22時35分配信 産経新聞

高校は無償化、文部科学省は「中央教育委員会」に縮小、現行の学習指導要領は廃止? 民主党が政権交代後に描く教育政策は、25日に明らかになった「教 員免許更新制廃止」以外にも、マニフェスト(政権公約)のベースとなる「民主党政策集INDEX2009」(23日公表)で数多くの“激変”が示されてい る。昨年の政策集にはあった「教科書検定制度維持」も姿を消しており、学校教育の根幹が揺さぶられ、事実上の文科省解体を盛り込む内容だ。

 政策集では、現行の教育制度は抜本的に再構築。文科省は教育の全国基準の設定や予算・教職員の確保、法整備などに役割を限定された中央教育委員会になる。

 市町村では「教育行政の独立」の建前を覆し、首長を責任者に設定。学校は保護者や地域住民らによる「学校理事会」が運営し、将来は教科書採択も学校理事会単位で行うよう、段階的に移行するとしている。

 中央教育委員会がつくる学習指導要領は、教科ごとの内容を細部まで示した現行のものを大綱化し、学習内容は地域や学校、学級で決められる。教育の地方分権からさらに“学校分権”まで突き進め、民主党の支持母体、日教組の主張とも合うものになっている。

 政策の目玉の一つが高校無償化で、「高校は希望者全入、公立校の授業料は無料、私立高生にも年12〜24万円程度を補助」と明記。

 就学支援については文科省も24日に検討委員会を発足、来年度予算の概算要求に盛り込む意向だが、財源問題から「年収350万円以下の低所得層」に支援対象が絞り込まれる可能性が高いという。

 昨年の政策集にあったのに今年消えた記述もある。教科書検定制度について昨年は「普通教育に対する国の責任の一貫として、制度を維持する」と明記したが、今年は採択地域の細分化について触れただけで、制度に言及していない。

 教育関係者は「検定制度の廃止を求める社民党に、連立を意識して配慮したのでは」と指摘している。

引用終了 ーーーーーーーーーー

文科省の解体を打ち上げているとは知らなんだ。実際、世界の政府を見ても文科省のないところなどあるし、教育委員会ではなく市役所に教育局を置いているところも珍しく無い。しかし、この国で文科省を本気で解体するとなると、相当な変化となるだろう。

2009/07/10

「子ども守り隊 守るんジャー」京都橘大生

私が大学で顧問をしている三つのうちの二つめがこれである。
顧問をしているが、本当に学生に任せ、地域の人たちの協力の中で活動している。
それが新聞の取材を受けた。実は、いろいろな所で表彰も受けている。

何か大きなことをしているわけではない。いたって地道な活動である。が、そういう活動に光を当ててくださることに感謝である。

http://www.asahi.com/edu/news/OSK200907090077.htmlから引用開始 ーーーーーーーーーー

「子ども守り隊 守るんジャー」京都橘大生が下校見届け
2009年7月9日
下校する児童を見守る「守るんジャー」の学生ら=山科区の大宅打明町交差点
 京都橘大(山科区)の学生ボランティア組織「京都子ども守り隊 守るんジャー」は、近くにある市立大宅小学校児童の下校を見届ける。
 06年に結成。小学校教員を目指す学生が多い児童教育学科を中心に、約40人が所属する。大学の4限の時間が小学校の下校時刻と重なるため、授業がない 学生が通学路に立つ。住民と協力し、夜間パトロールなどもする。メンバーの恵美雅哉さん(21)は「大学周辺は大学生でも交通、防犯面で危険を感じる場所 が多い」と活動の必要性を語る。
 6月のある日、3限の授業を終えた学生らはショッキングピンクの「守るんジャー」ポロシャツを着て大学を出た。着いたのは大宅打明町交差点。小学 校正門の西100メートルほどにあるこの交差点は、交通量の多い街道沿い。押しボタン式信号機があるが、子どもにとって危ない場所だ。
 集まった3人は、児童らが近づくと押しボタンを押した。横断歩道の信号が青になると「横断中」の旗を車に示し、児童らをガード。「おかえり」「さようなら」と声をかける。活動は1時間ほどで終了し、3人は次の授業のため大学に帰っていった。
 この日参加した瀧梨英子さん(21)は、「子どもが名前を覚えてくれたらうれしい」と活動の魅力を話していた。

Mamo

引用終了 ーーーーーーーーーー

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