2008/08/07

伝える極意 再放送のお知らせ

伝える極意 再放送のお知らせ

一学期に放映されたNHK教育テレビの「伝える極意」が再放送されます。
今回再放送になるのは、

「1分間で思いを伝える 〜スピーチ〜」
8月8日(金)午前9:45〜10:00

「おどろきのハンドパワー 〜スピーチ〜」
8月11日(月)午前10:15〜10:30

の二本です。
良かったらご覧下さい。

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2008/07/14

「伝える極意」の再放送が、明日

私が出演した回の、NHK教育テレビ「伝える極意」の再放送が、明日あります。午前10:00から10:15の15分番組です。テーマは、「話し合い」についてです。

良かったらご覧下さい。

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2008/07/08

「伝える極意」三回目出演

今日は、「伝える極意」三回目出演の放映があった。番組自体は七回目。今回のテーマは「話し合い」だ。ほんの数週間前の収録だったが、テレビを通してみる子どもたちを懐かしく思った。

            ◆

この伝える極意という番組は、番組の構成としてテーマに即した極意を三つ提示することになっている。「話し合いの極意はなんですか?」と問われたら、みなさんならどう説明するであろうか。

通常この極意は技術にまとめることが多いのだが、私は今回はこれをやめた。何のために話し合うのかということを中心に、話し合いを考えていくことが大事だと判断したからである。

            ◆

話し合いは、バズセッション、討論、討議とさまざまなものがある。もちろん、事前にディレクターさんと打ち合わせをして、この方向で行こうというものは決めてある。

しかし、相手は初対面の子どもである。思った通りに行かないというのが普通だろう。だから、授業案も番組案も作ってあるが、多くは現場判断である。

収録は一泊二日であったので、私は初日にクラスの様子を確認してどのように授業を焦点化するかに最大の力を注いだ。そして、授業案を事前のものとは別に二つ作った。そしてそのうちの一つが採用された。

            ◆

話し合いは、様々な価値観や体験があるほうが豊かになる。しかし、それだと話し合いがバラバラになることもある。これをコントロールするのが、話し合いの目的であり、司会者である。

話し合いの目的について、学級活動に関わって授業を作ろうかとも思った。しかし、学級のルールについて私が入ってしまうと、収録が終わってからの学級経営が面倒くさいことになるかもしれないので、ここに触れないようにしなければと思った。

そうだとすれば、どこかにフィクションの世界を設定して、フィクションの世界をコントロールするための話し合いという場面設定を考えてみた。

司会は、学級を見ていて彼が出てくるであろうと判断していたのだが、その通りになった。司会が出ないときには、私がやるつもりでいたが、
『私がやる? それとも誰かがやる?』
と聞いたところ、彼が僕がやりますと言ってくれたので、私は
『じゃあ、3分間ね。私は下がってみていますから』
と下がっていた。番組ではキッチンタイマーが鳴っているのが映っていたが、そういう事情であった。

            ◆

話し合いは、民主主義の社会を選択している私たちには、非常に大切な活動である。多数決で世の中を決めるのが民主主義ではない。話し合いで利害や条件を調整して、今よりも少し良い社会を作る。その権利の主体が民にあることを定めているのが民主主義であると私は理解している。

社会は、居心地の良い人と悪い人がいて、良い人は悪い人がいないかちょっと気を使う。悪い人はちょっと勇気を出して、居心地が悪いことを伝える。

もちろんさらに、話すのが得意な人もいれば苦手な人もいる。得意な人は一歩下がって苦手な人がいないかを確認してみる。苦手な人は勇気を出して一歩前に出て話してみる。そうして、今よりも少し良い社会を作ろうとする営みを続けることが大事なんだと思う。

その経験を学校で、少しずつでもできればいいなと思っている。

            ◆

さ、次回の収録は何だf(^^;。
あと、二回収録がある予定です。

あ、それからこの回の再放送は、7/15(木)の10:00から10:15でNHK教育テレビであります。

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2008/04/22

Yカメラマンの動き 〜伝える極意1〜

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第二回目の『伝える極意』を見た。というか、出たf(^^;。

            ◆

番組を見ながら、うーんと唸ったのはカメラマンさんのカメラワークだ。今回のカメラマンさんは、Yさん。NHKでも三本の指に入る方とあちらこちらから言われていた。

本当にそうだと思った。

            ◆

私がNHKに最初に出たのは小学校5年生のとき。学校から帰ろうと思ったら、なんか人ごみがあり、のぞいてみたら街の有名人を紹介していたのだ。私が突然インタビューに答えることになったのを覚えている。

二回目が吹上中学校のとき。私のクラスにペルーからの転校生が来て、その彼を追いかけていたクルーがそのまま私のクラスに一週間張り付いたのだ。で、その時のOディレクターさんと仲が良かったのがYカメラマンだったのだ。

実際に『伝える極意』の収録中に、Oディレクターさんと電話で久しぶりに話もしたし。面白いなあと思った。

            ◆

で、Yカメラマンのカメラワークである。
授業の肝のところをきちんと正面から捉えている。

授業の流れはラフスケッチのようにして伝えてあることはある。だけど、子どもの反応で微調整をしながら授業は進めていくものである。その微調整を感じ、私の授業の先を読み取って、真正面の位置からそのシーンをカメラに収めている。うーん、すごい。

文脈というか、コンテンツというか、空気というか、イメージというか。そういうものを嗅ぎ分ける力が抜群にあるのだと思う。おそらく、
『どうしてこういう風に動けるのですか?』
と質問すれば、頭の中で論理的に答えを出して答えてくれるだろう。

しかし、現場でその瞬間をカメラに収めるというのは、そういうことではなく、ひらめくときには体が動いているという体になっていなければならないはずである。

実際、最近読んだ本によれば、人間の体というのは、動けという命令の前に体が動くようになっているのだそうだが、それを元に、高度に適切な動きができるようになっていなければならない。

            ◆

収録はあと3回ほどある。
もうちょっとYカメラマンの動きを見学して、機会があったら質問してみよう。

            ◆

京都は新緑に包まれている。
写真は、逢坂の関あたりの新緑だ。

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2008/04/12

「伝える極意」

本日、国語課教育法1の授業の開始である。
今年は、受講生が15人程度と非常にやりやすい人数である。

今日の授業は、「授業びらき」について。私が実際に中学生にやっていたものを再現して、そこで何をしているのかの説明をしつつ、私の授業の進め方を説明した。つまり、授業びらきの二重構造というわけである。

            ◆

授業を始める前に、私は90分のキッチンタイマーを押す。残り時間が出てくるので便利である。今年からは二つの時間を計れるものにしてある。これだと、全体の残り時間と、話し合う時間を指定したときの二つの時間を計ることができるからである。

今回も押したつもりであった。
が、押し忘れていて、危うく時間がごちゃごちゃになるところであった。
『あと、何分ある?』
「50分です」
あーよかった。

            ◆

で、この様子を取材しているクルーがあった。NHKである。
実は、この春からのNHK教育テレビの新番組に出ることになっている。
「伝える極意」である。

次回は、4/22。その次は、5/13と20である。スピーチとジェスチャーについての授業となる。小学生に指導した内容だ。

今日は、その番組につかう場面の収録ということであったのだ。そこで、つまらないミスをしている私f(^^;。まあ、15分番組であるから、そこまでは使わないだろう。あ、なら、書かなければバレないか。ま、いいか。

さて、どんな仕上がりになっているでしょうか。

            ◆

夕方連絡があり、夜は急な会食。
古くからの知り合いと。
あれやこれやと政財界に学界のこと、新しい仕事の件などについて情報を交換したり、打ち合わせたり。

面白い一日であった。

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2008/03/31

スタジオのスタッフのどよめき

以前書いた、ちりとてちんの最終回の前の日の様子です。

森本アナウンサーの粋な計らいで、身震いがしました。まるで、ディベートの決勝に残ったチームが自らの立論の時間を割いてまで行う、サンクスワードのようで、

http://www.youtube.com/watch?v=CfoTZ0NePE0&eurl=http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20080328/1206668573

良く聞くと、スタジオのスタッフのどよめきが聞こえます。
仕込みではないテレビのどよめきなんて、そう聞けるものではありませんからねえ。

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2008/03/29

その道中の、よーきなこと

「ちりとてちん」が終わってしまった。
いやあ、いろいろなものを考えさせられたドラマだった。

            ◆

昨日の番組が終わったあとのニュースでは、
「明日の最終回もお楽しみに」
という台詞でニュースが始まったので驚いたが、まあそれが許されるだけ人気があったのだろう。

作っている人も、出ている人も、見ている人もとってもこの番組を愛しているのがテレビから伝わってくるんだなあ。この感覚は、パーデンネンが登場するあたりの「オレたちひょうきん族」や、四回目過ぎの「タイガー&ドラゴン」に似ている。

            ◆

今日の最終回は、話をどのようにハッピーエンドにするのかということに興味があった。が、すべてをハッピーエンドにしないで、苦みを残すような演出もされており、さらに、この先「ちりとてちん2」を作ってもおかしくないような流れになっていた。でも、
(パート2は作れるのかなあ)
と思えるぐらいの力の注ぎ方である。

かつて藤本義一さんが、「小説の書き方10の法則」のような本を批評して、
「小説家を目指すなら、この本はじっくりと読まなければなりません」
と言った後で、
「その後で、11番目の方法をあなたは考えなければならないのです」
と言っていたが、そういうことなのだろう。書ききって、もう何もありませんという状態で、次に進むことがいい仕事のための必要条件なのだろうなあと思う。

中学生にディベートクラブの指導をしていたときに、己の今のすべてを注ぎ込むことがどれだけ大事なのかということを、私はかなり学んだ。出し切らないと次のものが入ってこないのだ。出し切ることで次のステップが見えてくるのだ。

            ◆

思い立ったのでNHKのHPから「ちりとてちん」のページを見てみた。すると、番組制作者のスタッフ日記があるではないか。リアルタイムで制作者の思いを読めるなんてのは、実に面白い時代になった。

23回目 3/29 受け継がれていくもの 制作統括 遠藤理史 http://www3.nhk.or.jp/asadora/staff/staff.htmlから、引用開始 ーーーーーーーーーー

ちりとてちんは「人から人へ伝わる何かへの愛おしさ」を描いたドラマ

引用終了 ーーーーーーーーーー

私もこれはずっと感じながら見ていた。私の場合は、師匠と弟子の関係の中から教育で言うところの「正統的周辺参加」の文脈で見ていたが、作る側もそうだったんだなと思った。

それは引用箇所の「伝わる何か」という言葉でわかる。大事なのは「伝える」ではないというところである。

日本は察する文化であるから、「伝える」ではなく「伝わる」ものを重視してきた。ここをもう一度考えてみようと言うことであろう。私は、「伝える」も「伝わる」もどちらも大事だと考えている。どちらも同じように必要で、その人の特性やその人の属している集団の文化で使われ方が違ってくるのだと考えている。

だが、ドラマはそもそも「伝わる」ことを前提にして作られているものであろうし、少なくとも私には十分伝わった。

            ◆

以下、次の◆までネタバレあり。

最終回のエンディングのシーンは、主人公の若狭が子どもを出産するシーンで終わる。私は半年前の自分を思い出しながら、見ていた。

若狭が、産室に入ると草々は、明るい光の差し込む暗い廊下でただ立ち尽くした。ドラマではBGMも台詞もなく、ただ、無言の場面。

すると、旦那の草々は落語の「愛宕山」の一節を語りだした。

「〜その道中の、よーきなこと」

見ている私たちに、涙がでないわけがない。

見ていた方にはお分かりのように、この台詞は若狭が初めて落語に出会った先代の草若師匠がお得意とする、愛宕山の一節であり、番組の中でも良く登場していた台詞である。この台詞を言い終わると、産室から産声が聞こえてきた。
(ああ、これでこの三人の人生は、陽気に行くんだな)
という暗示の台詞であった。

もちろん、この産室のシーンは、若狭が生まれるときに若狭の父親が産室の前で五木ひろしの「ふるさと」を歌うシーンと重ねている。つまり、「ふるさと」を歌うシーンがエンディングの伏線になっているのである。

            ◆

そして、これが伏線であるとわかるのは、視聴者の特権である。若狭の出産のシーンに立ち会っている父親の草々にはわからないし、若狭の父親にもわからない。両方ともを見ることができる視聴者のみがわかるのである。これは「神の視点」を持っているからである。

神の視点というのは、別に宗教がかった言葉ではない。一人の人生で一人の視点では見ることのできないものを、神であれば同時にいくつものの人生を見ることができ、複数の視点を持つこともできるであろうということである。

小説やドラマ、映画を見るというのは、この神の視点を味わうためにあるという言い方もできるかもしれない。刑事コロンボや古畑任三郎なんてのは、まさにその代表格であろう。

            ◆

しかし、私たちの人生は一回きりであり、やり直しはきかない。この事実にがっかりもしながら、それでも私たちはまた思うのである。
(人生は実は伏線の連続なのかもしれない)
と。

私たちはそんな毎日を生きている。

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2008/03/20

「底抜けに!」

「ちりとてちん」がそろそろ終わりになる。

最初の頃は、ちょっと上滑りすぎた展開であまり見る気も起きなかったのだが、途中から俄然面白くなった。まあ、「タイガー&ドラゴン」を見ていた私としてははまるのは当然かもしれない。

「ちりとてちん」には、落語の師弟関係を描きながら、塗り箸の師弟関係も描き出し、それこそ塗り箸のように次から次へと「伏線」からの様々な模様が出てくる。正統的周辺参加と伏線を学ぶにはいい。

最近の伏線で驚いたのは、小草若が放浪の果てにもう一度舞台に立つシーンで、父親であり師匠である草若のかつてのシーンを重ねていたところである。
(ほう。ここにつながるのね)
と思ってみていたら、それだけではなかった。

小草若の持っているギャグに「底抜けに!」というものがあるのだが、これがその日の演目であり、この間ずっとストーリーに関わってきたの「ハテナの茶碗」への伏線だとは気がつかなかった。

さて、最後の常打ち小屋の問題で、どうきれいにまとめるか楽しみである。

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2007/08/16

一年ずつ更新

朝起きると、歯茎が腫れている。ま、これは仕方がない。鏡を見ると少しずつ腫れも引いているのが分かる。集中講義の始まる時までには見た目は元に戻っているだろう。」

            ◆

午前中は、本の原稿の校正を二つ。どちらも共著です。一つは終わったけど、もう一つがまだ終わらない。終わらない方は、民衆社から10年前に出した本です。この本はその当時春の教育書フェアで栄光の第一位を獲得した本です。これを全面改訂して出版することになりました。ありがたいことです。共同執筆者の、石川さん、イクトスさん。もう校正は終わりましたか?

            ◆

戦後62年です。60年なんて区切りの良い年だとまわりも盛り上がりますが、62年というのだと、
(あ、そう。62年ね)
なんて感覚なのでしょう。私もそういう思いを抱くことがあります。ですが、日本の歴史の中で62年も直接戦闘状態になっていない時間と言うのは、ないのではないかと思います。いや、詳しくは分からないので、あったのかもしれませんが近代に入ってからはないでしょう。

それが毎年一年ずつ更新されていくことの凄さ、ありがたさをしみじみと思いたい。

            ◆

午後からは弟夫婦も集まって、久しぶりの団欒。甥っ子があんなに話せるようになっているとは思わなかった。正月に会った時は、ほとんど話せなかったが。

ミニクーパーのボンネットの上に乗っけて写真を撮ったら、ボンネットから滑り落ちないようにじっとしていて、この表情が面白い。運転席に乗せたらハンドルを握って喜んでいる。運転できるようになるにはあと15年か。

            ◆

夕食後、かつての教え子と飲む。学生時代に塾の講師をしていたときの教え子である。駅の近くの居酒屋でほんの小一時間であるが、あれやこれやと近況の報告。これもまた嬉しいものだ。

盆休みである。

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2007/08/01

『ダイハード4』でしょ

本日、オフである。
オフであっても、することはいつもと変わらないと言えば変わらない。早起きである。
朝風呂に入り、食事をして、メールチェクに読書。

そっから着替えて大学に行くのが普通の生活だが、今日は着替えることもなく読書だ。

            ◆

体は正直なようで、オフと分かるとすーっと力が抜けていくようだ。

いや、ちょっと訂正。頭が体に伝わるってのは、二年前にはなかったなと思い直す。あの頃は、オフと分かっていても、体が緩くならなかった。呼吸が浅いままで体の右側につねに痺れがあった。

これから分かることは、頭で理解することよりも体の反応の方が深いところで反応するということだ。いま、頭の理解と体の反応がリンクしているというのは、体としては順調に疲れているということなのだろうなあ。

            ◆

ふと思ったのだが、昨日が7/31ということは、今日は8/1である。映画が1000円である。『ダイハード4』でしょ。

じっくりと見た。安心してみることができた。なんてたって、誰が死んで誰が死なないのかが、見始めて10分ではっきりと分かるからだ。テーマもはっきりしている。正と悪との対立である。

もちろん、そこは死ぬだろうというシーンもあるが、死なないのが分かっているので、その心配は省いて他のことを楽しみながら見ることができる。

さて、次の◆から◆の間は、多少ネタバレあり注意です。

            ◆

娘がいる父親はたまらないだろうなあと思った。設定はアメリカっぽいのだが、いいんだな。内田先生の名言に、

「お前のためには死ねるが、お前のためには死ねない」

というのが、親の心境だそうだ。だから人間は矛盾した存在なのだ。

さらに、サイバーテロってのはタイムリーだよな。まあ、このシリーズは必ずこのテーマが出てくるが、話に出てくるハッカー達の世界は実際にあり得るなあと思えるものだし、こんなの公開していいのかとも思う。いや、公開することで手のうちは分かっているぜということを伝えているのか?

東京の中学校にいる時、ある場所を学年の生徒たちと一緒に見に行ったのだが、その時に
「東京を襲うなら、ここだなあ」
と冗談で話していたのだが、そこは映画の中でテロが襲う場所と同じであった。

うーむ。

            ◆

たっぷり味わって外に出ると、駐車場でお祭りをしていた。大津の夏祭りだ。滋賀銀行の浴衣を来た一団が踊りに加わろうとしていた。地域の祭りに地域の企業がそういう形で参加するなんてのは、東京ではあるのかしらむ。

東京から移り住んでいる私だが、こういう地域の祭りに出掛けていこうと言う感じはないんだなあ。身軽だからできることと、身軽だからできないことが世の中にはあって、そういうことだなあと思う。

ま、来年はちょっと見てみるか。

            ◆

家に戻って夕食をとっていたら、花火。お祭り会場から打ち上げられていた。
「P8010011.MOV」をダウンロード


八月が始まった。

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2007/02/26

伏線発見 「スイングガールズ」

昨晩久しぶりに「スイングガールズ」を見た。
この頃の上野樹里ちゃんは好きである。冷静に考えると非常に嫌な女の子なのだが、それでも表情は豊かで見ていて
(ああ、こういう女の子に生まれたら高校生活は楽しいだろうなあ)
と思わせる。

            ◆

以下、ネタばれあり注意

            ◆

野球部の応援に行くシーンがある。一回食中毒になったブラスバンド部が復活して、再び演奏ができることになり、野球部の選手の一人に惚れているトランぺッターの女の子に連れ添う形で、三人で応援に行くシーンである。

試合は九回ツーアウトランナーなし。
そこに、代打で出て来たのはトランぺッターがほれている男の子。

私はここのシーンが良くわからないでいた。
なんで、わざわざストライクを2球見逃すシーンを描いていたのかが。
映画のテンポから言うと妙に無駄に饒舌なのである。
こんなシーンは入れなくても良いと思っていた。

それが、昨日見ていて分かった。

            ◆

2球見逃した後、スタンドから野次が飛ぶ。
「見逃したってダメだ。スイングしなければ意味がない!」
と叫ぶのだ。

(あ、これか)

            ◆

もちろん、バッターとジャズとでスイングにかけているのだ。
この「スイングしなければ意味がない!」は映画後半のキーワードになってくる。

はあ、すっきりした。

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2006/10/01

映画 「フラガール」

うーんん、充実した日だった。
午前中は論文書きに没頭。
午後からは出かける。

            ◆

いくつかの買い物をした後で、映画に向かう。
今日は映画の日。
そう、楽しみにしていた「フラガール」である。
一言で言って、良い。
「UDON」とどちらを勧めるかと問われれば、わたしは迷わず「フラガール」である。

以下、ちょっとだけネタバレがあるかな。

            ◆

松雪泰子がこんなに上手かったとは思わなかった。

蒼井優も良かった。
「スイングガールズ」の上野樹里と比べると、この時点では同じぐらいだろうが、今後の可能性を考えると、蒼井優に軍配が上がるだろう。

豊川悦司、岸部一徳なども良かった。
ジェイクシマブクロの主題音楽も良かった。

泣いて笑える映画であった。

            ◆

ストーリーそのものは、プロジェクトXにも紹介されたもので有名な話。
わたしも知っている話。
だけど、映像の作り込みが良い。

炭坑の人たちが住む住居のふすまの柄なんて、
(ああ、昭和の時代はあれだったよな)
と思わせるもの。
バスも、セーターも、髪型も、眼鏡も、服も。
みんなあの時代であった。

            ◆

「運命は、逃げれば追いかけてくる。
正面から受けて、背負った時に初めて乗り越えることができる」
とは、恩師の言葉である。

閉山と言う運命の中で、逃れようとする人、受け止めようとする人、受け止めたくとも逃げ出さずにいられない人、その人たちを支えることで自分が救われる人。どの人生が正しく、どの人生が間違っているなんてことは言えない。ただ、懸命に丁寧に生きるだけだ。

            ◆

奥さんと一緒に見たが、明らかにわたしだけが泣くシーンがあった。

「ウォーターボーイズ」「スイングガールズ」にも共通するのだが、これらの映画は大きく言えば学校ものであり、先生が登場する。この映画では松雪泰子が先生なのだが、本番のステージに立つ前に、先生が言う台詞がある。この台詞が、ダメだった。まるで、合唱コンクール本番を迎える直前の私と学級の子どもたちと重なってしまった。

            ◆

ラストシーンは、想像していたものだったが、それでも心地よく終われた。
他にも解説したいところはあるが、まあ、ご覧下さい。
これは、映画館で見た方がいい映画である。

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2006/09/06

映画二本+α

映画を立て続けてみた。映画なんて本当に久しぶり。少しは世の中の流れを理解しなければ。

一本目は、「UDON」。ユースケサンタマリア主演、小西真奈美助演の、フジテレビ系列の映画である。

フジテレビ系列の映画と言えば、「私をスキーに連れてって」「踊る大走査線」というあれである。今回の「UDON」は、「踊る大走査線」のスタッフが作っているとのこと。

家の近くの琵琶湖に面したシネマコンプレックスで見たのだが、平日ということもありゆったりと見ることが出来た。

できは、中の上というところであろうか。適度に笑えて、適度にジンと来るというできであった。

            ◆

映画が終わって外に出ると、なぜか中学生がたくさん居る。
お昼だというのに。

良く分からないのだが、大津の中学校はまだ短縮授業なのだろうか。
そんなゆとりがあるのか。
東京は短縮授業なんてやっていないだろうなあ。

            ◆

昼食事後、家の近場を散策する。

かつて琵琶湖ホテルであったところに、整備されて残っている「びわ湖大津館」に向かう。柳が崎湖畔公園という市民公園にしては、非常に立派である。昭和天皇も泊まったスイートルームが無料で見学でき、客間は会議室としても使える。大広間では結婚式も出来る。

P905001

庭はきれいに手入れされており、喫茶室から見る琵琶湖もきれい。ゆったりとお茶をした。
西大津の駅からは15分程度歩かないとたどり着けないが、ものは考え方で京都駅から30分でここに来れるわけである。

何かの集会に使えないかなあと思った。

            ◆

夜は、「有頂天ホテル」を鑑賞。
こちらは前評判通り、安定した面白さを披露してくれた。

三谷さんの映画は長回しが特徴である。カットをつなぐのではなく、ワンカットが長く場合によっては3分ぐらい回している。そのためか流れがスムーズで、日常生活のワンシーンのように感じる。

伏線をたくさん張りながら、それが修練して行く姿は面白いが、佐藤浩市の演じる政治家だけ、あとどうなったのかがわからなかった。

            ◆

で、最後に「空耳スペシャル」を見る。
いやあ、笑いすぎてお腹の筋肉が痛かった。
あまりにも痛かったので、前半で諦めて寝た。

明日は筋肉痛だ。

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2005/05/20

最近のドラマ

ほとんどドラマを見ない私だが、このところ二つのドラマは見ている。

「タイガー&ドラゴン」
本日放送日。
落語が好きな私にはたまらないドラマである。
テンポが良くシナリオも練ってある。

「離婚弁護士2」
一昨日放送日。
これもテンポ良くストーリーが展開していく。
主演の天海さんもなかなか良い。

共通しているのはストーリーがしっかりしていることと、テンポの良さ、そして、これに振り回されることのない役者の演技力だろう。

今宵も楽しみ。

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