2009/10/25

またyou tubeにやられてしまった

10/24-2

寝ようと思ったのだよ。
だけど、たまたまyou tubeで見つけてしまったのだな、伊勢正三さんと来生たかおさん。

止まらなかった。
結局久しぶりに日付が変わるまで、あれこれの名曲を聴いていた。

伊勢正三さんは、最近の歌声は喉を壊してしまったのか、残念ながら悲しいことになっていた。だが、嘗ての名曲は、それはそれはいいものであった。

「かぐや姫」の時代から、「風」へ、そしてソロになった時までずっと聞き続けた。一度だけコンサートにも足を運び、ひょんなことからそのとき一緒にハモることも出来た。

フォーク、ニューミュージック、AORと天才は曲を作り続け、歌い続けた。とてもじゃないが、代表曲を挙げることが出来ない。

でも、折角だから一曲。「三号線を左に折れ」

高校生の頃は、首都高速三号線かと思っていたものだ。
明け方のドライブにはたまらない一曲だ。

来生たかおさん。「浅い夢」は、私のとっても好きなアルバム。その一曲目が「浅い夢」。CDを手に入れたいのだが、復刻されていない。諦めていたのだが、なんとyou tubeにあるではないか。

一気に高校の時の私に戻る。
歌詞も忘れていない。
たぶん、手元にギターがあれば、すぐに弾けると思う。コードも覚えているのではないかと思う。ディミニッシュコードの凄さを実感したのもこの曲であった。

ライブ映像で見る限り、声はますます良い感じだ。
是非ライブで、「浅い夢」をピアノだけで聞かせてほしいなあと思った。

またyou tubeにやられてしまった。

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2009/09/09

「SEA IS A LADY」(角松敏生)

「SEA IS A LADY」(角松敏生)が似合う頃だ。

色褪せないものというものがある。
このアルバムもその一枚だ。
まさか、このアルバムに出会ったとき、このアルバムが、私の人生に関わってこんなにも多くの景色やストーリーを持っているとは思いもよらなかった。

http://www.youtube.com/watch?v=snddGj1ocII

に、オープニングの曲がある。

http://www.youtube.com/watch?v=WkqazNHyzJ4&feature=related

は、ライブ映像。

爽やかさを少し味わってもらえるだろうか。

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2009/06/20

夏のシャワーを浴びる

6/19

昼間ゼミ生たちと話したあとに、
「いま、発表のために漣健児さんの音楽を聴いている」
というメールが来た。要はyoutubeである。大学のコンピュータで見ているのである。

いやあ、ここにあるのねと思いながら夜に改めて見る。私はアマゾンで買わなければならないかと思っていたわけである。だが、言われてみればそうだ、ここで見られる。

ちょっと確認するとあるある。すごい。

ここで終わっておけば良いのだが、そうならないのがyoutubeである。

http://www.youtube.com/watch?v=4SJC5XykIt0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=h1hgatfCqe4&feature=related

次々と名曲に辿り着いてしまう。
夏のシャワーを浴びる。

そう言えば、娘はこの日はじめて
「ぱぱ、どーじょ」
と二語文を話した。

少しずつ確実に時間は流れている。

夏の思いに包まれて寝たからか、久しぶりに空を飛ぶ夢を見た。正確に言うと、空と言うか空中浮遊である。

なかなか刺激的な夢で、目覚めてもはっきりとそのディティールまで覚えていた。ま、人の夢の話等聞きたくはないだろうから、書かないが、空の飛び方をしっかり理解した夢であった。

幸せな夢であった。

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2009/05/04

「天国はない。ただ空があるだけ」

仲間のブログにも忌野清志郎さんのことが多く書かれている。
私たちの世代は、多かれ少なかれ、彼の影響を受けている。

出会ったのは、高校時代。
「ステップ」「キモチE」「トランジスタラジオ」「雨上がりの夜空に」「スローバラード」。その一方で「僕の好きな先生」だ。

同世代の連中にとって、これらの曲にはそれぞれの思いがあるように、私にもそれぞれの思いがある。

はじめて小劇場の演劇を見たのは、大学時代であった。「宇宙で眠るための方法について」第三舞台が、下北沢のザ・スズナリに進出してきたときのステージである。

この舞台は、
(演劇は、これが最初で最後でも良いかもしれない)
と思ってしまったステージだった。その劇中で最初に使われていたのが「トランジスタラジオ」だった。体震えるというのはこのことかと思った。

劇が終わった後、興奮しきった私が静まらないのを今でも思い出せる。

忌野清志郎さんの出身校は、都立日野高校だ。多摩地区の学校であり、多摩地区で高校時代を過ごした私としては、嘗て都立高校が都立高校だった頃の良き時代の風を感じさせてくれる「僕の好きな先生」を今は本当に懐かしく思う。

自分の車を持ったのは、社会人になってから。カーステレオから流す曲は決めていた「雨上がりの夜空に」「スローバラード」。日本中の同世代がやったことだろう。

さらに、決定的だったのが『COVERS』の「ラブミーテンダー」「イマジン」「サントワマミー」「SUMMER TIME BLUES」

だ。

「なに言ってんだ。ふざけんじゃね、核などいらね」
「天国はない。ただ空があるだけ」
「二人の恋は終わったんだぜ 許してさえくれないお前」
「暑い夏がそこまで来てる みんなが海へくり出していく 人気のない所で泳いだら 原子力発電所が建っていた」

そう、「天国はない。ただ空があるだけ」。
天国ではなく、私たちの中にだ。

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2009/05/03

今晩は「スローバラード」を聞きたいが

5/2

朝一人であれこれしようと思ったら、娘が起きてしまった。
まあ、これもいいか。

明日の教室本の三巻の校正原稿、前半を終了する。速達で編集者に送る。

いやあ、凄い。野口先生、西川先生が第一章「授業」を執筆してくださっている。このお二人の原稿に赤を入れるということ自体、恐れ多いことだが、これは役割。心してやった。
そして、読者に先んじて学ばせていただけることに大きなる喜びを禁じ得ない。

もちろん、他の先生方の原稿もいい。
ご期待ください。

久しぶりにガーデンに娘と行く。
娘は自分の手提げ鞄に犬のぬいぐるみを二つとボールを入れて。
私はカメラと本と携帯電話を。ま、使うのはカメラだけであとは使っている暇はないのだが。

藤の花が満開になっていた。
ブドウの匂いのするこの花、例年ならミツバチが忙しそうにしているのだが、今年は本当に見かけない。今年の果物は大丈夫だろうか。

木陰で芝生に座り、靴を脱ぎ裸足になる。
ごろんと転がる。
木漏れ日が奇麗だ。
芝の香りが心地よい。娘も一緒にごろんである。

隠れるところなどないのに、かくれんぼ。
私が目をつぶって座ると、そこにそーっとやってきて顔を見る。
『ばあ』
というだけで喜んで踊る。

はいはい。
抱っこしますよ、抱っこもしますって。

寝る前に何気なくニュースを確認していたら、忌野清志郎さんが亡くなったという記事を発見した。58歳。
切ないなあ。

今晩は「スローバラード」を聞きたいが、聞けないなあ。
合掌。

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2009/03/08

すっごい久しぶりのコンサートに出かけた

(そうか、俺は根本要さんになりたかったのかなあ)
と思った。
歌がうまくて、ギターがうまくて、話もうまくて。
そして、
(目指さなくて良かったなあ)
とも思った。

すっごい久しぶりのコンサートに出かけた。
奥さんが一人で行ってきてと、チケットを買ってくれたのだ。
我が家から車だと10分のところでのコンサートだ。
スターダストレビューが大津市民会館に来たのだ。

ご本人のMCによれば、20年ぶりだそうだ。
31歳のときに来て、いまは51歳。
え、51歳? すごい。

いま、サザンオールスターズが活動を停止している中で、一番のライブを見せてくれるバンドは
恐らくスターダストレビューではないかと思っていたが、そうだった。
今日の演奏は、コンサートではなく、ライブハウスであった。

しかし、平均年齢は私よりも高いんじゃないかなあ。
そして、8割が女性。
それが違和感なく酔いしれた一夜であった。

今回のコンサートは、新しいアルバムを引っさげてではないので、古からのファンにも全然オッケーであった。
私も9割近く知っている曲であった。

二曲目の「Single Night」を聴いたとき、不覚にも目頭が熱くなった。
(おいおい、まだ二曲目だぞ)
と思った。

私のこの20年を振り返ってみると、スターダストレビューが重要なところにいたことに、
この曲を聴いて改めて思ってしまったのだ。

(あの夏の思い出と言えば、この曲だったよなあ)
(結婚を決めたときには、曲だったなあ)
(結婚式の二次会のオープニングはこの曲だったなあ)
と結婚以前からお世話になっている。

あの時とこの時が、コンサートで一緒になる。
不思議な感覚。

それにしても、根本さんのボーカルは、いい。
あんなに歌いっぱなしで大丈夫かと思うのだが、高音の伸びは、いい。
シャウトも、いい。

さらにバンドとしてのコーラスも、いい。
アカペラのアルバムを出すぐらいだからねえ。

不肖、池田は、実は根本さんの音域は出る。
いや、出ることもある。
ただ、2曲が限界だろう。
2時間もあれをやれる51歳か。すげーなあ。

ああ、バンドを久しぶりにやりたくなってしまった。
コンサートを開きたいなあ。

高校時代からのバンドを続けてプロになって、未だに最前線のスターダストレビュー。
それってどんな人生なのかなあと思ってしまう。
私の同級生でもいまだにライブ活動をしているメンバーがいるが、
なんか、私もうずうずしてきてしまうなあf(^^;。

根本さんは、
「大津に合わせて、いろいろと考えてコンサートを作ってきました」
と話していた。
そうなんだ。コンサートは作るものなのだ。

プロのステージとは比較にならないが、私は自分が出演してきた時も実感していた。
この作ると言うことを。
そして、教師になって軽音楽部の顧問をしているときも、これを強く意識していた。

軽音楽部に入ってくる子どもたちは、ステージで目立ちたいという思いを強く持っている子どもたちが多い。
これは、分かる。それでいい。
ただ、これだけでは困る。

ステージを作る裏方としての仕事、ステージに出演する時の動き方を理解していなければならない。
裏方は、ステージの上の演奏者が演奏しやすいように下地を作り、流れを作る。
演奏者は、裏方が裏方の仕事にも配慮して演奏する。
だからまずは裏方から始める。

ここが気に食わない中学生もいたが、私は曲げなかった。
ここが出来なければステージには出さなかった。
スポットライトは、スポットライトを当ててくれる人がいるから成り立つことを理解させること、
ここを理解させたいと思っていた。

ここに軽音楽部が、学校の中学校のクラブ活動で存在する意義の一つがあると思っていた。

私はそんなことを思い出しながら、大津のために作ってくれたコンサートを十分に楽しんだ。

きちんと検証したことはないのだが、私の仲間たちで授業がうまいみなさんは、
演劇か、コンサートを経験している人が多いのではないかと思う。
中には、漫才や落語、さらには手品という人もいるが、演劇かコンサートが多い。

演劇も、コンサートもステージングが大事である。そして、裏方も大事である。
プロの集団は、裏方は裏方で専門職がいるが、アマチュアは両方ともやる。
この両方ともやることが大事で、ここで培ったものが、いつの間にか
授業づくりに良い影響を与えているのではないかと思う。

私は明らかにコンサート派。一部、落語が入っています。
ま、さだまさしさんでしょうかf(^^;。

コンサートが終わった後、会場の近くのビール屋に飛び込む。
いろいろな感情を言葉にすることなく、ただビールと一緒に飲み込みたかったのだ。

良い夜だった。

以下、当日のメニュー。
ネタバレ注意ね。

MCからスタート
1、Amazing Grace(アカペラ)
2、Single Night
3、今夜だけきっと

ドMコーナー
4、シュガーはお年頃
5、ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス

CMソングコーナー
6、夢伝説 (いままた、流れている。20年前の曲とは思えないね)
7、Stay My Blue -君が恋しくて- (メニコンO2なので、大津の歌なのだそうだ)
8、君のキャトル・ヴァン・ディス (カネボウ化粧品のCMだったのに、シングルは売れなかったとか)
9、Northern Lights -輝く君に- (大津タイヤなので、大津だそうだ。本当は、泉大津だとか)

10、愛してるの続き
11、上を向いて歩こう(アカペラ)
12、あの娘のラブレター(アカペラ) 
13、木蓮の涙(アコスティックバージョン)
14、愛の歌(みんなで合唱)
15、Goin' Back To 1981
16、と・つ・ぜ・ん Fall In Love
17、おらが鎮守の村祭

アンコール
18、本日のスープ
19、東京ブギウギ(大津バーション)
20、約束

また行きたいなあ。
いや、出たいなあf(^^;。

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2009/02/17

今日は信楽まで

今日は信楽まで出かけて行く。保育園実習指導である。

第二名神高速が出来たので、行きやすい。
ただ、カーナビにはまだこの高速道路が登録されていないので、空の上を走ることになる。これもまた一興である。

カーステレオは、落語。
古今亭志ん朝、桂枝雀、立川談志と。音源はipodにいれてFMで飛ばしてというもの。
ミニクーパーのエンジン音と落語ってのも乙なものである。

実習先では、私が尋ねた所全てで、
「学生さんたちが実習記録を丁寧に取っていていいですね」
と言われる。
教え子が褒められるのは嬉しいものだ。

「記憶するな、記録せよ」
仕事をする上で、これはとても大事なことである。その基礎ができているようなので、良かった良かった。

信楽から研究室に戻り、あれこれ事務仕事。いや〜、これは終わらないぞ。飛び込みの仕事が多くあったので、あらかじめ予定していた仕事のスケジュールが遅れ気味になってしまっている。この週末になんとかせねば。

ではるが、明日からは福井県の中学校に出張。中学生に授業をしてください、校内研修会で講演をしてくださいというものである。中学生に授業は久しぶりだなあ。顔がにやけてしまうかもしれないf(^^;。

校内研修会のテーマは、学級経営と生活指導について。中学生への授業の資料は信楽に行く前に送ったのだが、校内研修会の資料が未完成だったので、事務仕事の後この資料づくりに没頭する。

なんとか終了。
明日は2時間半かけて移動。
スタッドレスタイヤだから大丈夫でしょう。

メールボックスを見たら、注文していたCDが届いていた。
気持ちが落ち込んでいたので、you tubeで懐かしの音楽を探していたら、まだCDも販売されいるというので、注文しておいたものが届いたのだ。

「SEA IS A LADY」(角松敏生)
「カルメンマキ&OZ 3」(カルメンマキ&OZ)

だ。どの曲も名曲なのだが、前者では「MIDSUMMER DRIVIN' "REIKO"」、後者では「空へ」が絶品である。あの時代の空気の熱が戻ってくる。

穴の空いた心に、何かを満たしてくれる。

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2009/01/13

関係づくり

1/13

曇っているかと思いきや、雪だ。
湖面に降る雨や雪は確認しづらい。テラスから外を見て、晴れていると思って外に出ると雨ということもある。

だが、今朝ははっきりとわかる雪であった。
曇り空から太陽が顔を出したりもしているが、その光を乱反射させながら雪は降っていた。

全ての光がモノクロームに収斂してしまっていた。
なかなか幻想的な光景であった。

Mono

2限は、学級担任論。残すところ本日を入れてあと三回。
今日の導入は成人式の話。この受講生は多くが昨日成人式をしてきて、今日の授業に臨んでいる。遊びすぎたのか眠たい目をこすりながら授業に出ている者が多い。
いつもは授業中に寝ている学生なんぞいないのだが、今日は
『そこ、寝ているぞ。起こしてあげよ』
という指示を出す。

成人式であるからして、大人である。日本人のライフイベンツの中で、成人式だけが税金で行われている。これが意味することは何なのかを多少考えさせる。

そして、大人とは何か、である。
これを扱うきちんとした授業は、残念だがこの学年ではどうやらできそうにもない。
だが、これを考えることはとても大事。成人式を切り口にして少し考えさせた。

『私は小さい頃、子どもが良いと大人に言われてきて、大人になるのが嫌だったが、それは大人になって間違いだということがわかった。はっきり言う。子どもより大人の方が良い』
学生たちは怪訝な顔をしている。
『だってね、・・・』
と話を続けた。

本日のメインテーマは、保護者との関係づくりである。具体的には、保護者会、家庭訪問、面談をどうするかということである。
なんで、保護者との関係を作ることが大事なのか。そして、保護者会、家庭訪問、面談が必要な意義は何か、どうしたらその必要な意義を導くような運営ができるのかなどについて講じる。

モンスターペアレンツは、いるかいないかと聞かれれば、私はいると答える。
しかし、それは本来は校長に任せれば良いことである。新人の教員が引き受けることはない。
竹内常一先生も仰っていたが、日本の教員は校長の仕事を引き受けすぎるとのことである。校長の仕事は校長に任せるのが良い。

担任の先生は、多くの普通の、そして子どもたちを育てようと思っている保護者との良好な関係を作り、学級の子どもたちを育てることに全力を注げば良い。そのために教師が行うことをあれこれ講じる。

授業後、何人かの学生が声をかけてくる。そのうちの一人が、
「先生、以前に先生が紹介してくださった『葉桜の頃に君を想うということ』を読みました」
と言うではないか。
『何! 読んだか!!』
「はい!!」

もうそれだけで良い。
この本は、読んだものだけがあの感動を味わえるのである。分厚い本で、その4/5を読み終えても
(これ、本当に解決するのか?)
と疑心暗鬼に満たされつつ読む本。
そして、感動の、いや、やられた~~~~~~と言う思いを抱くエンディング。
そして、もう一度最初から必ず読み直すことになるのである。
で、読み直すと
「チクショウ、チクショウ」
と嬉しく叫ぶ本なのである。

その学生は
「とにかく読んで」
と母親に勧めたそうだ。

未読の方。
『葉桜の頃に君を想うということ』は、読書の醍醐味を知ることができますぜ。
私も、さらにもう一回読もうかなあ。それはそれで面白いんだろうな。

赤坂さんの所もそのようだが、本学も今日が修論提出日。
私が大学に異動したときに四回生であった学生が、院生となり、修論を提出したとのことであった。
そうか、もう三年が過ぎるのだなあ。
中学校だったら、一年生が三年生になって卒業なんだねえ。

午後は、事務あれこれ。書類を書きまくり、あちらこちらに持参。
研究室の整理もしなければなあと思いつつ、仕事を優先。
うーん、片付かない。

仕事中にGBMで流していた音楽で「年下の男の子」が流れてきた。うーん、参った。やっぱり蘭ちゃんは可愛い。

さらに流れたのが「We are all alone」。やっぱり絶品だ。最近はアンジェラアキが歌っているようだが、やっぱりBoz Scaggsでしょう。「ふたりぼっち」なんて、凄いラブソングだよなあ。

そんなこんなで興奮しながら2008年の研究業績をまとめる作業をしている。印刷関係で締め切りがあったものはもう既に提出したのだが、その提出の土台となるこの一年の仕事をあれこれ記録している。

iCalに残るスケジュールメモと、その時に使った(作った)資料や原稿などを書き出しながら、私はこの一年、2008年に何をしてきたのかを振り返っているのである。

大学に籍を移す時、今まで自分がしてきた仕事(業績)の一覧を提出することになる。というか、その業績がないと大学に奉職することはできない。私はこの業績の一覧を作るのに、大学院にいた一年の夏休みのまるまる一ヶ月を要した。

自分で言うのもなんだが、かなりの量の業績を持っていたのだとそのときに気がついた。だってほら、大学の教員を目指して中学校の教員をしていた訳ではないので、こまめに業績をまとめるという作業をしていなかったから、そのまとめるときに自分でびっくりしたのだ。

だから、毎年一回まとめることの大切さをわかっている。こつこつとやっている。

これもまあ自分で言うのもなんですが、よくこんなに授業以外にあれこれしているもんだと思う訳です。あ、大学の業績は大学での授業はカウントされません。私は大学でFDということに力を入れるのであれば、大学でも授業はカウントするべきであると思います。

あれば、というのは宇佐美先生のFD批判本に納得することが多いからですが、このFDがなくなることはないのでしょうから、業績にカウントすべきかなあとも思います。ただ、どうやってカウントするのかは難しいですが。

そしてこのiCalには仕事のことだけではなく、プライベートなことも記録してあって、特に娘の通院のことの記録、初めて歩いた時の記録などを見ると、あの時、心配を重ねていたことや喜びがが思い出されてしまいます。そこに「Tears In Heaven」が流れてくると、もう、ダメですねえ。

音楽は心に直接響いてくるわけで。
参ります。

私の若い友人が今月一杯で有名なコンサル会社を退社して、独立し、やがて音楽の道で、この一回しかない人生を生きて行くことを決意したというメールが昨日届きました。

彼が就職するとき、私は「夜明け前」という日本酒で東京の我が家で乾杯をしたのを思い出しました。彼は、新たな夜明け前を迎える訳です。もう一度乾杯したいねえ、Y君。

だって、音楽だぜ。よくわからない人生を、さらになんだかよくわからない学問とか芸術とかに投げ出すってのは、最高の贅沢だよなあと思う訳であります。そこに挑む無謀さと才能に私は拍手と乾杯を送るものであります。

さ、業績のまとめの取りあえずの下準備は終わりました。明日の高大連携の授業の準備も終わりました。週末にはセンター試験が待っています。体調を壊さないように丁寧に過ごして行く一週間にしましょう。

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2008/09/16

小さな家族旅行

噂の大塚国際美術館に行ってきた。
とにかく、スケールが大きい。
西洋の美術を時代順に陳列してある。
すべて模造である。
しかし、実物大である。

聞く所によると、あさ9:30から回っても閉館の17:00には間に合わないことがあるとの事であった。

私たちのスタートは、10:30から。娘も一緒だったので、泣き始めたらどちらかが休憩場所に行ってあやし、交代しながら回った。間に合わないかと思ったが、なんとかぎりぎり最後までたどり着いた。

            ◆

オープニングは、地下鉄大江戸線を彷彿させるエスカレーター。下から上に向かう。そして、最初からがつんとやられる。ミケランジェロの制作したシスティーナ礼拝堂である。

Sistina

この調子で1000点以上の美術品がその建物ごとであったり、作品であったりしながら陳列されているのである。美術の教科書に載っているものは、ほとんどあると言っていい。

入場料は3150円だが、これは高くない。もし、ヨーロッパに行くのであれば、ここで予習をしてから行くのがいいだろう。

            ◆

美術品もすばらしかったのであるが、そこは親ばかの私である。
娘の歩く姿に感動してしまった。

9/2に歩き始めて、そろそろ二週間というところであろうか。右足が出ると同時に右手が出てくると言うヨチヨチ歩きだ。その歩き方で、歩き続けるのである。

大塚国際美術館の長い廊下を、ただただ歩けるのが嬉しいだけで、50mも歩くのである。それを二回やったから100mである。

娘が前を歩き、私はその後ろを見守りながら、時々声をかけながら歩いた。
やがて、私のことなど気にもせずに遠くに旅立つであろう娘の姿を思い浮かべるのは、まだ早いと思いながらも思ったりしながら、歩いた。

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND29730/index.html

伊勢正三さんの名曲、「そんな暮らしの中で」と、季節は違うが
いま、この瞬間なのだろうなあと思う。

            ◆

他にも、奥さんが通っていた幼稚園や小学校。昔住んでいた家とその前にある和洋菓子屋さんにご挨拶に行ったりと、なかなか充実していた。

この夏、小さな家族旅行を無事に終えることができた。

さ、後期の準備、締め切りを間違えてしまった仕事。
やるぞ。

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2008/07/25

「七月のクリスマス」

本日7月25日。

夕食をとりながら、何となくitunesで音楽を聴いていたら、ハイファイセットの「七月のクリスマス」が流れた。私と奥さんにとっては懐かしい曲だ。

この歌の歌詞には、7月25日が出てくる。
何気なく聞いていたシャッフルの曲で、この曲が今日出てくるとは驚きだ。3200曲を越えるデータの中からの一曲だしなあ。感動。

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2008/07/17

「パパ!」と呼んだ日

こちらでも降り出すかと思われた空は、湖の対岸の草津方面で大雨をふらした模様だ。そのおかげで、西日を受けて虹を見ることができた。こちらから虹を見るのは割と珍しい。

今宵は満月の一歩手前。雲の合間から見え隠れてしている。そして、娘が初めて私のことを見て
「パパ!」
と呼んだ日である。

            ◆

最近手に入れたCDでお気に入りなのが、これ。

「the ジブリ set」DAISHI DANCE

http://item.rental.rakuten.co.jp/cd/p/2017258/the+ジブリ+set

あの新宿のディスコの怪しい雰囲気を思い出させつつ、その一方でジブリのさわやかさも兼ね備えているという不思議なアレンジメントである。10代の思い出と20代の思い出が何とも言えない具合でミックスされている。

            ◆

特にお気に入りは、「天空の城ラピュタ::君をのせて feat.麻衣 (6'04")」だ。だいたいからして、この曲は私にとって卑怯な曲の代表である。この歌詞を聞いて泣かない親がいるだろうか。(いや、いない:反語)

この歌詞が英語に翻訳されていて、女性の高音で聞かせてくれる。それでもってハウス系のダンスのリズムが心地よい。そして、切ない。

MINIR53のエンジン音を楽しむ事なく、今はこの曲を音量を上げて聞きながら通勤している。

            ◆

で、何気なくyou tubeを見ていたら、なんとありました!!

http://jp.youtube.com/watch?v=o9ZRtGb3bs0

できれば、大きなスピーカーで低音を聞かせて聞いてほしい。
娘は、この曲で踊っている。可愛い。

うーん、すごい時代だ。

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2008/06/10

横顔のタクシー・ドライバー

夕方から山科へ。私が大学に赴任した年に四回生だった学生が休暇でこっちにくるとのことだったので、久しぶりに会う。成長した卒業生の姿に会えるのは、なんといっても幸せなことだ。

なじみの店で乾杯をするのだが、なじみのメニューが変わってしまっていてちょっとびっくり、ちょっとがっかりであったようだ。

引用開始 ーーーーーーーーーー

横顔のタクシー・ドライバー

作詞:康 珍化
作曲:濱田金吾

インターチェンジを過ぎた辺りは 信号待ちの車が増える
ワイパー透かしてすれ違いざま 横顔だけでお前と分かった
夏が来るたびジープ借りて 海辺飛ばしたものさ
タクシードライバー 窓を横切る空は今も青いだろうか
俺は昔のカセット流し 過ぎた月日を数えた

仲間はほとんど結婚したし 馴染みの店もいまはないけど
若さが絵にした夢もいつしか 燃え尽きたなら灰になるのか
ゲームみたいに生きていたよ 振り向ことも忘れて
タクシードライバー タイヤドリフとさせて雨のカーブを急ぐ
俺はクラクション軽く鳴らし バックミラーで見送る

タクシードライバー 窓を横切る空は今も青いだろうか
俺は昔のカセット流し 過ぎた月日を数えた

引用終了 ーーーーーーーーーー

名曲中の名曲である。
しかし、ほとんどの人が知らない。
知らなくてもいい。
何度でも言う。私にとっては名曲中の名曲である。

「仲間はほとんど結婚したし 馴染みの店もないけど」

そうなんだ。そうして人はこの切なさに耐えながら、新しい出会いの中で少しでも自分を成長させよう、社会を良くしよう、いまの仲間と楽しくやろうということをしながら生きて行く。

食事をして、話をして、歌を歌って、再会を期して、
私は終電に間に合うようにその場を去った。

また会おう。
元気で。

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2007/12/29

"The Koln Concert"

Keith Jarrett "The Koln Concert" である。
年末、寒い日。
曇り時々雨。
こんな日は、"The Koln Concert" である。
今日も半分飛行船である。

            ◆

娘の寝顔を見ながら、年賀状書きの準備。
食洗器の規則的な水流のリズムが、娘の寝息とシンクロする。

Earl Klugh "Julie"。
晴れた日曜日の午前中の曲かと思っていたら、なんとこんな日にも合うもんだね。

寝ていると起こして抱っこしたくなる。抱っこしてぐずると寝かせなければなと思う。この子の頭の中はいま、どうなっているんだろうなあ。せめて、良い曲を流し続けてあげよう。

抱っこももう良いだろうと思って、ベビーベッドの方に歩き出すと、「ふぎゃー」っと泣き出す。す、鋭い。私が寝かせようと思っているのを歩く角度で理解している。うーん、賢い。

はいはい、もう少し抱っこしながらEarl Klughを聞きましょう。

            ◆

明日は雪の予報。
琵琶湖は、日本海の気候なので北陸の予報を見なければならない。大雪。

どうしようかと思っていたが、良い機会である。スタッドレスタイヤに履き替えることにした。ブリザックをチョイス。アスファルトの上では特にカーブでグニャリとする感じがあるが、ここが雪に絡むのだろうなあ。直進安定性ではサマータイヤと特に違いは感じられない。

さて、明日の雪が楽しみである(^^)。

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2007/10/11

「HERO」

小田和正の歌う中島みゆきの「化粧」が良いと書いたことがあったが、今宵はずっと小田和正の歌うMr.Childrenの「HERO」である。ituneに入れて繰り返し聞いている。ひんやりした夜の空気を感じながら、聞く。

小田和正の声はやはり卑怯だろう。あの声で歌われたら、Mr.Childrenの名曲がさらにブラッシュアップされてどうにも溜まらなくなる。

どこからともなく微かにキンモクセイの香りもする。
これもまた実に切なくて良い。


            ◆

最初にこの「HERO」を聞いた時は、多くの人が思うように彼女に向けての歌だと私も思っていた。ではあるが、小田和正の歌うこの歌を改めて聞いてみて、これは父親が子どもに対して歌う歌なのだということに気がついた。

まさか、そうやって娘が生まれたこの時に、この歌に出会い直すとは思わなかった。そして、もう一度Mr.Childrenの歌うものも聞いてみる。いい。

世の中の父親たちは、これを聞いていたんだろうなあと思う。

            ◆

自分が人類の流れの小さな一部になったと言う、切なくて嬉しい自覚、あきらめと希望。命の有限性と無限。これらがしっかりと持てるようになったことを歌い上げている。

(そうか、ヒーローか)

何回も呟いた。

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2007/09/11

「私の子どもたちへ」 笠木透

娘を見ていると、思い出す歌がある。

http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/kodomotachi.htmlより
引用開始 ーーーーーーーーーー

私の子どもたちへ

【作詞・作曲】笠木 透

1.生きている鳥たちが
  生きて飛びまわる空を
  あなたに残しておいて
  やれるだろうか 父さんは
   目をとじてごらんなさい
   山が見えるでしょう
   近づいてごらんなさい
   コブシの花があるでしょう

2.生きている魚たちが
  生きて泳ぎ回る川を
  あなたに残しておいて
  やれるだろうか 父さんは
   目をとじてごらんなさい
   野原が見えるでしょう
   近づいてごらんなさい
   リンドウの花があるでしょう

3.生きている君たちが
  生きて走り回る土を
  あなたに残しておいて
  やれるだろうか 父さんは
   目をとじてごらんなさい
   山が見えるでしょう
   近づいてごらんなさい
   コブシの花があるでしょう 

引用終了 ーーーーーーーーーー

私が高校生ぐらいの時に歌っていた歌だ。父になると言うことはなんてシンプルで、なんて大変なことなのだろうと思った。

名曲だ。
学生たちは知っているだろうか。
こんどゼミの学生たちに歌ってやろうかなあ。

9/11にいろいろな思いを込めて、書いている。

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2007/07/11

中島みゆきは

中島みゆきは、私の音楽の歴史の中にほとんど顔を出さない。本人が歌うのでは「時代」「世情」「地上の星」ぐらいかなあ。楽曲は良いと思うのだが、どうも歌い方がダメで入っていけない。

高校の時にクラブの仲間が歌っていた中島みゆきの曲。いいなと思ってオリジナルを聞いて、早々に退散していた。

しかし、楽曲は良い。
小田和正さんが歌う「化粧」が良い。
念のために、オリジナルの化粧も聞いてみたが、やはり退散f(^^;。

            ◆

言葉の選び方が絶妙である。
恋愛の敗者の姿をこんなふうに描き出せるなんて、すげーと思う。

引用開始 ーーーーーーーーーー

流れるな涙 心でとまれ
流れるな涙 バスが出るまで

引用終了 ーーーーーーーーーー

引用開始 ーーーーーーーーーー

バカだね バカだね バカだねあたし
愛してほしいと 思ってたなんて
バカだね バカだね バカのくせに Ah
愛してもらえるつもりでいたなんて

引用終了 ーーーーーーーーーー

これをあのメロディーに載せて、小田和正さんが歌う。
これは反則だろうと思う。

            ◆

切ない歌っていいよなあ。
しばらく、カラオケに行っていないなあ。

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2007/03/20

「濱田と言えば?」『金吾でしょう』

心地よい筋肉痛は、ぐっすりとした眠りに私を誘ってくれた。耳鳴りも少なく感じる。で、朝起きてメールチェックをしていたら、いきなり目が覚めた。

ブログのコメント欄である。濱田金吾さんご本人からの書き込みである。参ったなあ、とても嬉しい。一度はライブに行きたいと思っていながら行けなかったご本人からの書き込みである。「誰も知らない」ではなく、「知っている人しか知らない」でした。そして、知っている人は猛烈に好きであるのです。

            ◆

教師になってからのことだから1990年前半だったろうか。新潟県の湯沢スキー場に出かけて行って、夜、お土産売り場をうろうろしてた。そしたら、濱田金吾さんの「sunset -sunrise」が流れていた。私は思わず、

『え〜、なんでこの曲が流れているの!』
と叫んでしまった。有線放送で流れることは考えられない。明らかにこの曲を知っている誰かが、店に流しているわけである。すると、
「え〜、お客さん知っているの?」
とレジから叫び声。
スキー場の温泉宿で、見知らぬ男二人が固い握手を交わし、
「濱田と言えば?」
『金吾でしょう』
という濱田金吾さんのアルバムのコピーを叫んでいたのを思い出す。

本当に名曲ばかりなんだよなあ。

            ◆

お勧めは、「midnight cruisin」というアルバム。私、CDになっているのを知らなかったんだよなあ。後から知って捜した時にはもう売り切ればかり。いまアマゾンの中古で見ると7〜8000円になっている。名盤なのだよ。

1. 抱かれに来た女
2. 横顔のタクシー・ドライバー
3. SO,I LOVE YOU
4. 街のドルフィン
5. ほのかなイリュージョン
6. MIDNIGHT CRUISIN’
7. せめてからりと晴れてくれ
8. シャワールームのある風景
9. 真夜中のテニスコート

とても20年前のアルバムとは思えない仕上がり、そして一瞬にしてあの時代に戻してくれる曲たちです。

うわああ、書いていたら「横顔のタクシー・ドライバー」を聞きたくなった。
テープが見つからないから、ギターで弾こうっと。

金吾さん、もう一度販売してください(^^)。

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2006/11/04

14番目の月

引用開始 ーーーーーーーーーー


14番目の月

作詞 : 荒井由実
作曲 : 荒井由実

あなたの気持が読みきれないもどかしさ
だから ときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん
終わりが 見える

um… IWANUGA HANA
その先は言わないで

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ

um… YANAGI NI KAZE
なにげなく かわすけど

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

引用終了 ーーーーーーーーーー

みなさん、今晩は14番目の月ですよ。
きれいな月を見ていますか?

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2006/09/30

今月の歌詞 9月 真夜中のテニスコート

曼珠沙華も色が落ちてきたし、長濱浪漫ビールは「秋エール」を売り始めたし、部屋の中でランタンを点けても暑いと感じなくなったし、入道雲はすっかり減ったし、もう秋なのは分かる。

だけど、今はこの歌を聴きたい。

            ◆

真夜中のテニスコート

むせるほどの緑の風を金網越しに吸い込めば
闇が昨日を連れ去るように少女達の姿も消えた

昔ここで別れた人を思い出してしまうのは
さっき飲んだカンのビールが乾いた目を潤したから

遠い遠い時間の中へ心は帰って行くけど
着慣れたブルーのTシャツ捨て去る時が来たのか


水銀灯照らすコートでただ夢中に追いかけた
いつもそれは男にとって他愛もなく素敵なことさ

遥か彼方光の中へ無くした何かが悲しい
それでも傷跡かくして見えないものを追うのさ

            ◆

作詞は珍康化で、作曲と歌は濱田金吾である。80年代の上質のAORの代表であった。
残念ながら、浜田省吾に名前がそっくりだったので、私が
『濱田金吾がいい!』
と言っても誰も理解してくれなかった。

しかし、今は良い時代だ。
同好の士が簡単に捜せる。
インターネットでね。

そうだよ、やっぱり濱田金吾は最高だよ。

            ◆

時代はこれからバブルに向かう頃であり、今から思えば妙な熱気が街に溢れていたのを思い出す。246号、青山通りを訳も無く夜通し歩き続けたのは、この頃である。あれは若さの馬鹿野郎が私を歩かせただけではなく、時代もそうだったのだと思う。

私もあの時代に生きていたものとして、多少はテニスができる。
当時の仲間達とテニス合宿なるものもした覚えがある。
昭島や千葉だけでなく、軽井沢だってテニスをしに行ったのものだ。

若いときには、夏の日差しのきつい午後だって平気でテニスができたものだが、たまにナイター料金を払ってやる夜のテニスは、少しゆとりのある大人になった感じがして、なんとも言えないものであった。

そして、
(少年時代は過ぎ去ってしまったのだなあ)
とサーブの練習をし続けながら思った。

それは、
夏なのに、
思い切り動いても気持ちの良い汗しか出ない、
真夜中のテニスコートであった。

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2006/08/25

今月の歌詞 8月ー1 Smoke Gets in Your Eyes

They, asked me how I knew,
My true love was true,
I of course replied, something here inside,
Can not be denied.

そうだ、Smoke Gets in Your Eyes「煙が目にしみる」の歌い始めだ。
今日、たまたま研究室でitunesで音楽を流していたら、流れてきた。
夏に、この曲を聴くとあの中国の夜を思い出す。

            ◆

寧波(ニンポー)という街は、空海が漂着した普土山(プドゥサン)という島から近い港町である。私は15年ぐらい前に普土山に船で渡る前の日に、この寧波の街の寧波国際海員倶楽部というホテルに泊まっていた。

部屋に荷物を置き、シャワーを浴びて
(さて、軽くビールでも飲んで食事とするか)
とホテルのレストランに向かった。

レストランには相応しくないような大きな観音開きの扉を押して中に入ると、このSmoke Gets in Your Eyesが大音量で流れ出した。そして、テーブルに座っていた男女がフロアに出てきて踊り出したのだ。

私が入ったのは、レストランとダンスホールを兼用している店であったのだ。

私は、目を閉じてこの曲に包まれ、
(アジアの夏にこの曲かよ。何でか知らんが合うなあ)
と思いながらビールを飲んでいた。

            ◆

今も、日本の若者は世界中を旅しているんだろうなあ。

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2006/06/06

今月の歌詞 6月ー1 六月の詩

六月の詩 
      by カルメンマキ&OZ

私の心の隙間に 六月の風が吹いても
あの夏は やっては来ない
悲しみを 殺したままに
笑いながら 通り過ぎていった
生温い 六月の風

夏を待つ 都会の静けさ
渦を巻く 憂鬱な気分
喘いでる 私の自由を
つかみ取れるのは あなたじゃない
去年の 夏のままに
私は しゃがみ込んでいる

私の夏は続いている

夏を待つ 都会の静けさ
渦を巻く 憂鬱な気分
喘いでる 私の自由を
つかみ取れるのは あなたじゃない
去年の 夏のままに
私は しゃがみ込んでいる

私の夏は続いている

            ◆

高校生の時だろうか、この歌を聴いたのは。衝撃だったなあ。
クイーンが「ボヘミアンラプソディ」や「愛にすべてを」を引っさげて、ロックであるのに合唱がある構成で楽曲を作り世に送り出した後に、この「カルメンマキ&OZ」を知った。

明らかにニューウェーブではなく、オールドウェーブの彼らであったが、ぐいぐい惹かれた。

「夏を待つ 都会の静けさ
 渦を巻く 憂鬱な気分」

なんて的確な表現なのだろうと、敏感に言葉を感じる年代の私はいたく感動した。
当時住んでいたのは東京の多摩地区のはずれでにある武蔵村山市。この都会の静けさは実感としてはよくわからないでいたが、わざわざ原宿、霞ヶ関、大手町の昼下がりを歩いてこれを実感しにいったのを思い出す。

六月になると、あの高校生の時に歩いた都会の静けさをしっかりと思い出すことが出来る。

「私の夏は続いている」

私も続いている。

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2006/05/29

今月の歌詞 5月ー2 いつか街であったなら

いつか街であったなら 中村雅俊

何気ない毎日が風のように過ぎていく
この街で君と出会い この街で君と過ごす
この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑んでおくれ

さりげない優しさが僕の胸を締め付けた
この街で僕を愛し この街で僕を憎み
この街で夢を壊した事も君はきっと忘れるだろう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう

それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう
それでもいつか どこかの街であったなら 肩を叩いて微笑み合おう

            ◆

新緑から深緑へと移り変わる季節に、私はこの街を離れて次の街に行こうとしている。別に誰かに恋をしたわけでもないし、誰かを憎んだわけでもない。だけど、そんな気持ちがしてくる。

京都の木屋町、河原町、東山、祇園と歩いていると井の頭公園で歩いていたあの頃の事がよみがえる気がする。

「出会い、過ごし、別れ、愛し、憎み、夢を壊し」と心を動かしながら、時間は過ぎていく。
そうであっても、緑は美しく街は輝いたままだ。そんな五月の歌ではないか。

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2006/05/12

今月の歌詞 5月ー1 ささやかなこの人生

本を探して京都市内を歩き回っていた。
木屋町通は高瀬川を包む通りだが、そこにあったあんなに見事だった桜が、すっかり葉桜になってしまっていたのを見た。

その時である、ふと、思い出した歌がある。「ささやかなこの人生 by 風」である。

            ◆

ささやかなこの人生 by 風

花びらが散った後の桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に見せたくはないものがあるよね

だけど人を愛したら誰でも心の扉を閉め忘れては
傷つきそして傷つけて引き返す事の出来ない人生に気がつく

優しかった恋人達よ振り返るのはやめよう
時の流れを背中に感じて夕焼けに涙すればいい

誰かを愛したその日には例えばちっぽけな絵はがきにも心が動き
愛をなくしたその日には街角のうたにもふと足を止めたりする

風よ季節の訪れを告げたら寂しい人の心に吹け
そして巡る季節よその愛を拾って終わりのない物語を作れ

優しかった恋人達よ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの言葉で決めてほしくはない

            ◆

高校の時だなあ、この歌を必死に歌っていたのは。
高校時代に感じていたのは、「花びらが散った後の桜がとても冷たくされるように」というフレーズに惹かれていたと思う。
(確かに、桜なんて一瞬だよなあ)
と思っていたんだと思う。

しかし、いま改めてこの歌詞を見てみると「優しかった恋人達よ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの言葉で決めてほしくはない」が印象に残るな。

簡単に決めつけることはできないのが人生。
げにげに。

            ◆

とまあ、街を歩きながら
(そうか、かつての私の名曲を、私が勝手に「この歌はこの月の歌」と決めて、振り返るのも面白いなあ)
と思った。

ま、時間があればこうして少しずつ書こうと思う。

著作権は大丈夫だと思うのだが、ダメだったらなんとかします。

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